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このページでは、多種多様なハチミツをご紹介します!
1つ1つのハチミツについては簡単な解説になっていますが、詳しく書いた記事をリンクさせていますので、そちらをご参照いただければと思います。
ここでは全体を流し読みしていただき、どんなハチミツがあるのかという雰囲気を知っていただければ幸いです。
もくじ
草花のハチミツ
れんげ
「ハチミツの王様」と呼ばれ、日本でも馴染みのあるハチミツです。
クセのない風味に、それほどしつこくない甘さが特徴で、香りにも独特さは少なく、誰にでも受け入れられるハチミツの1つだと思います。
用途も万能で、トースト・ホットケーキ・ドリンク・ヨーグルトなどなど。砂糖がわりに甘さをプラスしたい場合は、れんげハチミツを使えば失敗することはないでしょう。
ひまわり
ひまわりの花は元気いっぱいなイメージですが、そのハチミツはとても優しくてクセのない風味です。
程よい甘さと、産地によって強弱のある酸味が特徴で、私たちが普段食べ慣れているアカシアやれんげのハチミツに比べると味が濃ゆいと感じるかもしれません。
ひまわりのハチミツはブドウ糖が豊富で、そのために結晶化(白く固まる現象)しやすいです。なので、ホットドリンクに混ぜたり、シャリシャリ食感を楽しんだりする人に向いたハチミツかもしれません。
クローバー
「四つ葉のクローバー」のあのクローバーです。白いかわいらしい花からもミツバチは蜜を集めます。
実は世界で最も生産量の多いハチミツはクローバーハチミツで、カナダやニュージーランド、国内では北海道、といった自然豊かな土地で良質なクローバーハチミツが採れます。
味は「ミルキーで濃厚」と表現されることが多く、クセのないマイルドな味わいとハチミツ特有の刺激的な甘が少ないのが特徴です。
トーストに合うハチミツの筆頭候補でもあります。
そば
ヨーロッパでは高級ハチミツとして人気で、日本でもコアなファンがいるのが、そばハチミツです。
「黒糖のような味わい」とよく表現されますが、クセが強く苦味もあるので、れんげやアカシアのようなスッキリ系ハチミツが好きな人には苦手な風味です。
その反面、「好きになれば他のハチミツが食べられなくなる」と言われるくらい人を魅了する力を持っています。
ハチミツの種類としてはミネラル分がダントツに豊富で、ブルーチーズやコーヒーなど味の濃ゆい食べ物に合うようです。
樹木の花のハチミツ
アカシア
別名「ハチミツの女王」と呼ばれ、れんげハチミツと並んで日本で馴染みのあるハチミツです。すっきりとした味わいでクセがなく上品な味わいが特徴でしょうか。
どんな食べ物・飲み物とも合う万能さがあり、結晶化(白く固まる現象)しにくいので、人気が高いです。
菩提樹(リンデン)
別名「癒しのハチミツ」で、香りが特徴的なハチミツです。
芳醇な花の香りが強く、口の中でもその芳醇さが際立ちます。一方で甘さは控えめで味そのものはすっきりしているものが多く、まさに「香りを楽しむハチミツ」と言えます。
ヨーグルトやアイスなどの清涼感のあるデザートにちょっとかけると、上品な味わいになるのでおすすめです。

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果物の花のハチミツ
りんご
りんごの花の蜜からできるハチミツは、クセがなく、優しい甘さの味わいです。
フルーティなかすかな香りと酸味が特徴で、アイスやヨーグルトなどサッパリした味の食べ物・飲み物に入れるのがおすすめですが、アップルパイにかけても良く合います。
無難でちょっと風変わりなハチミツも食べてみたい、という人にはぴったりだと思います。
みかん
ハチミツにも柑橘系を感じさせる香りがあります。
味は『キレのある甘さに柔らかい風味&ほのかな酸味』と表現されることが多く、ハチミツの中ではサラサラしている部類に入るので、冷たいドリンクにも溶けやすく良く合います。手作りアイスにもピッタリです。

総じてクセがなくて失敗しないハチミツでもあるかも。
ハーブの花のハチミツ
ラベンダー
良い香りがすることで有名なラベンダーですが、その花のハチミツも香りがとても芳醇です。
食べた瞬間に「口の中で花の香りがいっぱいに広がる」と言われるくらいで、香りを楽しみたいならラベンダーハチミツがとてもおすすめです。
味には強いコクがあり後味すっきりで、ドリンクやお菓子と合わせるのが良いようです。
タイム
お肉料理でよく使われるハーブの、「タイム」の花からできたハチミツです。
ギリシャなどの地中海沿岸地域やニュージーランドで良質なものが採れるとされていて、ヨーロッパでは『ハチミツの王者』という異名があります。
その風味は「胡椒のようなピリッと感」「ナツメヤシやトロピカルフルーツのような芳香」などの評判から、『ハチミツのブルーチーズ』と表現されることがあります。
風味が強いハチミツなので、味の濃いチーズ・ヨーグルト・紅茶などとよく合うそうです。
ローズマリー
肉や魚のくさみ消しで使ったことがある人ならご存知かと思いますが、ハーブとしてのローズマリーには強い独特な風味があります。
ですが、ハチミツにはそこまで強いクセはなく、「ホッとする上品な甘さ」のやや酸味のある味で、クセのない万能ハチミツであるアカシアハチミツに清涼感のある香りを少しプラスしたような感じです。
紅茶やミルク、お菓子の風味付けに合うハチミツです。

そのまま食べるもよし。お菓子やドリンクにちょい足しして上品さを出すのもよし。
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ナッツの花のハチミツ
アーモンド
とても滑らかな舌触りとしっかりした甘みのあるハチミツで、香りにもアーモンドの風味を感じることができ、チーズやヨーグルトなどの乳製品や焼き菓子と相性がとても良いです。
フランスでは老化防止や免疫力強化の効果を期待して、とくに若い女性に人気のハチミツだそうです。

味が濃ゆいものが多いから、料理やチーズと合わせるのがいいかも!
その他のハチミツ
百花蜜
百花ハチミツやフラワーブーケと呼ばれたりもする、2種類以上の花の蜜でできたハチミツです。
ミツバチは単一の種類の花から蜜を集める傾向がありますが、単一の花だけでは蜜の量が確保できなかったり、季節の変わり目で花が散ってしまったりすると複数の花の蜜を集めるようになり、それが百花蜜になります。
他のハチミツ以上に、採れた地域・その年の気候などで大きく風味が変わるので、蓋を開けて口に入れるまではどんな味か予測がつかない楽しみがあるハチミツです。
甘露蜜
ハニーデュー(Honey Dew)と呼ばれることも多いです。
通常のハチミツは植物の花の蜜が起源ですが、甘露蜜は樹液を吸った昆虫が分泌した糖分をミツバチが集めてできたハチミツです。
ヨーロッパでは高級ハチミツとして人気があり、「黒蜜のような香ばしさとコクのある味わい」と表現されることが多いですが、松の木とかモミの木の樹液が起源なことが多く、そのためクセが強めなハチミツでもあります。
抗菌力がとても強いハチミツともよく言われます。

まだまだ色んなハチミツがあるから、随時追加していくよ〜
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