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ハニウィキちゃん、なんでしょう?

えぇ?えーと、セイヨウミツバチじゃないですかね((((; ゚Д゚)))
スズメバチのような攻撃的なやつでもなさそうですよ?

あ〜なるほど、確かにあんまり見分け方は一般には知られていないかもですね!
では今回はニホンミツバチとセイヨウミツバチの見分け方(+危険なハチの見分け方)をご紹介しちゃいます(=゚ω゚)ノ
ハニウィキちゃんもこれを読んで、自分のことをよく知ってくださいね(; ^ω^)

見た目の違い(身体の特徴)
ではまずパッと見た目の違いから。
ニホンミツバチとセイヨウミツバチの身体の特徴は以下のような感じです(=゚ω゚)ノ
ミツバチって体重が1gに満たないんですね(´・∀・`)
身体的特徴 | ニホンミツバチ | セイヨウミツバチ |
体長 | 10〜12mm(セイヨウミツバチより小ぶり) | 12〜14mm |
体重 | 60〜80mg | 110〜130mg |
お腹の縞模様 | わりと白黒ハッキリ | お尻先端の黒い部分がちょっと大きい |
体全体の色 | ちょっと黒っぽい | 黄褐色のような茶色 |
参考:山里の素人農業|日本ミツバチと西洋ミツバチの違い

そうです。
なので冒頭に私がハニウィキちゃんのことを「セイヨウミツバチ」と判断したんです。
番外編:危険なハチの見分け方
せっかくなので危険なハチ(スズメバチ、アシナガバチなど)と、それほど危険じゃないハチ(ミツバチ、熊蜂など)の見分け方も解説します。

比較的おとなしいらしいです。もちろん危害を加えれば攻撃してくるでしょうけど…
かくいう私も子供の頃、一度だけ熊蜂に遭遇したことがあって、その大音量の羽音と蜂にしては大きすぎるシルエットはかなりのトラウマです((((;´・ω・`)))
さて話を戻しますが、上図左側のくびれ有りが攻撃的なハチです。
「ハチは針を刺すと死んでしまう」
と思っている方も多いと思いますが、それはミツバチの話であって、スズメバチなどは何度でも刺すことができるらしいです((((; ゚Д゚)))
くびれのあるハチがいたら刺激しないように速やかに逃げましょうε=ε=ε=ヘ( ´Д`)ノ

ちなみに蜂に刺されて心配なのが『アナフィラキシーショック』だと思いますが、それについては↓こちらの記事に情報をまとめています。(全身に何かしら異常がある場合は医療機関を受診してくださいね!)
日本国内の生態系への影響


えーっとですね。イマイチ情報が一元化されてないんですが、以下に引用で載せますね。
セイヨウオオマルハナバチ(特定外来生物に指定)
1996年にハウストマトの受粉用にオランダから北海道に輸入されたが、温室から逸出した個体が道内で拡散し、定着している。ミツバチが定着しない北海道で養蜂業を担う固有のマルハナバチと競合する。マルハナバチの巣を襲い、女王蜂を刺殺して蜜を盗み、巣を乗っ取るため、養蜂業を阻害する恐れが高いことから、道庁主体で捕獲を推進する。
引用:Wikipedia|日本の侵略的外来種ワースト100
一般的なセイヨウミツバチとは違うみたいですが、亜種が特定外来生物とし、北海道では捕獲・駆除の対象になっているみたいです(=゚ω゚)ノ
一応、環境省のウェブページ(日本の特定外来生物一覧)も見てみましたけど、通常のセイヨウミツバチは指定されてないっぽいです。
でもこんな情報もありました。
外来(島外から持ち込まれた)のミツバチと、在来(もともと小笠原諸島にいる)のハナバチ類(ミツバチのように花を訪れる蜂)が花をめぐって競合している。
引用:みつばちと日々のこと|セイヨウミツバチと生態系への悪影響
小笠原では最大の問題の一つとなっているグリーンアノール(北米産、イグアナ科のトカゲ)もまた、様々な生物との相互関係を通じて生態系全体に影響を及ぼしている )。グリーンアノールは固有のハナバチをほぼ食べ尽くし、花粉媒介者が事実上、壊滅してしまった )。その穴埋めをしているのが外来種セイヨウミツバチである。セイヨウミツバチは外来植物をより多く利用するので、長期的には外来種が増え、ひいては小笠原における生物の進化のプロセスに影響を与える可能性もある。とはいえ、固有ハナバチが復活しない限り、セイヨウミツバチは小笠原の生態系にとって必要な存在でもある。
引用:地球環境Vol14 No.1|小笠原における侵略的外来種の生態系影響とその順応的管理に向けて
どうやら沖縄地方や小笠原諸島のように、ミツバチの天敵(スズメバチなど)がいない所では、もともといたミツバチと競合してしまっているみたいですΣ(゚Д゚|||)

本土にはミツバチの天敵であるスズメバチ類がいるので、対抗手段に乏しいセイヨウミツバチは野生化が難しいらしいですが、詳細はわかりませんでしたorz
現在の養蜂はセイヨウミツバチが主流で農作物の受粉も助けてもらってますが、一方で私たちが気づいていない影響もあるのかもしれませんね(=゚ω゚)ノ
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性格の違い

ミツバチは基本おとなしいですが、それでも違いはあります。
これも表にまとめてみました(=゚ω゚)ノ
性格の特徴 | ニホンミツバチ | セイヨウミツバチ |
性格 | おとなしくて、ちょっと臆病。指に乗せて背中を撫でることもできる。 | ニホンミツバチより少し攻撃的 |
逃去 | 巣の損壊が大きかったり、害虫が多いなど居心地が悪くなると、すぐに引っ越してしまう。 | 基本的にあまり引っ越しをしない |
対スズメバチ | 集団で熱殺する。 | 1対1のタイマン。 |
参考:日本蜜蜂と西洋蜜蜂

みたいですが、あんまり気にしないでいいレベルっぽいです。
ミツバチは基本的に刺しません。
スズメバチなどと違い、ミツバチは針を刺すと針と一緒に内臓も持っていかれるので。

そうです(-.- ; )
逆に自身に命の危険が迫っているとき(意図的にしつこく攻撃されている、体に強い衝撃を与えようとしている等)や、自分の巣が危険に晒されていると感じた際は、容赦なく攻撃してきます。
特に巣の前で不審な行動をすると襲ってきますので、ハチの巣を見つけたら近づかないようにしましょう(=゚ω゚)ノ
はちみつ(養蜂面)での違い

さてここからは養蜂面の違いについて。
世界的に見ると養蜂の主役はセイヨウミツバチですが、日本国内でも主流はセイヨウミツバチです。
なので普段私たちが口にしているはちみつは、ほぼセイヨウミツバチの仕事です。
これはセイヨウミツバチの方が、わりと好き嫌いなく花の蜜を大量に集めてくる習性があるため、経済的に有利なのが大きな理由みたいです。

そうですね、確かにそれもあります。
一般的にセイヨウミツバチの方が管理が簡単と言われます。
でもニホンミツバチのはちみつは飼育や採集が難しい反面、コクがあるはちみつが採れるため、通な人はニホンミツバチのはちみつを好むそうです。

それは一長一短だと思いますよ?
例えば健康食品でよく聞くプロポリスは、セイヨウミツバチしか集める習性がありません。
それぞれに良さや不利なことがある、という世の常ですね(; ^ω^)

さて、今回の記事はここまで。
見た目はニホンミツバチもセイヨウミツバチもよく似ていますが、どっちだとしても慌てて逃げる必要はないのでご安心を。
かといってちょっかいを出すと攻撃してくるので、やめましょう!
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