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みかんの花から採れたハチミツを食べたことがあるでしょうか?
愛媛県や和歌山県などみかん栽培が盛んな地域にお住いの人なら、おしゃれなスーパーや道の駅などで見かけたことがあるかもしれません。
作れなくはないと思いますが、販売できるほど量は採れないと思います…
ミツバチが一生に集める蜜の量はティースプーン1杯分くらいですし、1つの巣箱から回収できるハチミツは年に5kgほどとも言われています。
なので主要都市の大型百貨店やハチミツ専門店ならともかく、一般的にはお目にかかる機会が少ないハチミツの1つですね…

ポジティブシンキングですね(笑)
でもまさにその通りで、みかんハチミツは珍しいためか、自分用だけでなくギフトとしても人気があります。
今回はそんなレアなみかんハチミツの特徴(味・効果・美味しい食べ方)とおすすめ品をご紹介しようと思います。

1歳未満の赤ちゃんにはハチミツを与えないでください。
天然のハチミツは、産地やその年の気温・天候などで味や見た目に多少の違いが出ますので、あらかじめご留意ください。
もくじ
みかんハチミツの特徴

蜜源になる花の特徴
ミカン科の植物で私たちが「みかん」と呼ぶものはだいたい「温州みかん」を指します。
みかんは日本固有種みたいなもので、元々は中国から入ってきた柑橘植物が今から400〜500年ほど前に鹿児島地方で突然変異を起こしたことで生まれたという説があります。※1
それゆえ、みかんは欧米では「Mikan」とか「Citrus unshiu 」、あるいは発祥の地から「Satsuma」といった固有名詞で呼ばれるのが一般的です。

ですです。
みかんは他の柑橘系と比べるとビタミンAやクエン酸・食物繊維が豊富に含まれており、白い筋のところにはヘスペリジンという動脈硬化やコレステロール血症に効果がある物質※1が多いそうです。
栽培は和歌山県・愛媛県・静岡県がトップ3で、みかんハチミツもこれらの産地のものが大半でしょうか。

味や香りの特徴

味は『キレのある甘さに柔らかい風味&ほのかな酸味』です。
産地やブランドによって酸味の強さに多少違いがあります。(それでも酸っぱい!というようなレベルではなく上品な酸味です)
香りも『柑橘系のほのかな香り』とか『爽やかでフルーティーな香り』と表現されることが多いですね。柑橘っぽさの特徴を反映したハチミツです。
ですので、機会があればぜひ他のハチミツとちょっと舐め比べてみてください。明確な違いに軽く感動すると思います!(私は「こんなに違うものか!」とビックリしました(笑))
相性ですが、ドリンクやヨーグルトに混ぜるのが一般的に相性が良いです。
みかんハチミツはサラサラしたタイプが多いので、冷たいものにも溶けやすいと思います。(夏が旬のハチミツなのでちょうどいいですね!)

みかんハチミツで期待できる効果・効能

次にみかんハチミツで期待できる効果・効能について少しご紹介します。
みかんは前述した通りビタミンA・クエン酸・食物繊維が多く、期待できる効果もそれを反映したようなものになっている気がしますね。
みかんハチミツで期待できる効果
- 咳止め※2
- 胃痛の軽減・予防※2
- 整腸作用※2

みかんハチミツに合う食材・上手な使い方

みかんハチミツは、ほんのりな酸味と柑橘系の香りを活かした使い方がベストです。
ドリンク全般やホットケーキ・パンケーキなんかに特に相性が◎
手作りアイスに使うのもおすすめです。(市販のバニラアイスにちょびっと垂らすのも風味が変わって美味しいですよ!)
ダイエットでプレーンヨーグルトを我慢して食べている人は、ヨーグルトにみかんハチミツを入れると柑橘の風味が出ていいかもしれません。(ハチミツは砂糖に比べて甘みを強く感じる食品なので、加えるのは本当に少量でOK)
個人的にはサラダのドレッシングなどに少量加えるのも好きです!

はい、これはですね、ぜひ料理に取り入れてもらいたくてこの画像をチョイスしました!
とはいえ何も難しいことはないんです。
日頃やっていることにちょい足しするだけの事例を2つご紹介しますね!
◎ふっくらして旨味も引き出すお米の炊き方
作り方:
- 洗ったお米に水を入れる時、みかんハチミツも一緒に入れます
- ハチミツが全体に行き渡るようかき混ぜて30分間ほど放置します
- 通常の炊飯コースで炊けばOK!
目安はお米2合につき、みかんハチミツ小さじ2杯です。
こうすることで、みかんハチミツに含まれるアミラーゼがお米のデンプンを旨味に変化させてくれます。さらに果糖とブドウ糖がお米を保湿してくれるため、ふっくら旨味のあるお米に炊き上がります。
◎やわらかジューシー!豚の生姜焼き
あらかじめ用意するもの:
- ハチミツの生姜漬け(生姜の千切りに、全体が浸るくらいハチミツを入れて半日くらい漬けていればOK)
作り方:
- 豚肉のつけ汁に入れる生姜の代わりに上記のハチミツの生姜漬けを使う
- つけ汁をきり、豚肉を焼き色が少しつくくらいに焼く
- 1のつけ汁を入れて豚肉に絡ませながら煮詰めて焼く
ハチミツの生姜漬けの用意がメンドくさい場合は、豚肉のつけ汁を作る時に生姜の千切りとみかんハチミツを混ぜるでもOKです。
分量の目安は豚肉200gに対して、みかんハチミツ大さじ1杯くらいが適量でしょうか。
お肉が柔らくなりジューシーさも増しますが、お肉に艶も出て見た目も良くなります!

おすすめのみかんハチミツ
ではここからは、みかんハチミツのおすすめ品をご紹介していきます。
それぞれにちょっととずつ特徴が違うので、ぜひ色々見てみてください!
ここでご紹介するのは全て非加熱の『純粋ハチミツ(生ハチミツ)』です。加熱処理をしていたり他の甘味料を混ぜたりするなどして風味や栄養素が損なわれていそうなものは除外してあります。
価格やパッケージデザインは業者側の都合により変更になる場合があります。
また純粋ハチミツは生産量が限られているものも多くあり、蜜源の開花時期(旬の季節)を過ぎるとその年は販売終了になることも考えられますので、売り切れや季節終売の場合はご容赦ください。
愛媛県産 みかん山のはちみつ
150g: 950円ほど 500g: 2,500円ほど 1.2kg: 5,000円ほど | |
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◉ 混ぜ物なし!午前中にしか採れない朝搾りハチミツ
愛媛県宇和島市のみかん畑の花から採れるハチミツです。
「ハチミツってこんな味だったんだ」とビックリして欲しいという想いで作られていて、あっさりとした甘さとみかんの風味が最高な一品です。
通販できるみかんハチミツの中で最も多くの人に選ばれている商品です。

和歌山県産 こだわりの有田みかんはちみつ
600g: 3,000円ほど | |
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◉ 農園直送!とろけるようなスイート感
和歌山県の「有田みかん」のハチミツはいくつか種類がありますが、ここではその中でもネット通販限定品をチョイスしました。
農園から直送されるだけあってか、有田みかんのハチミツの中でもみかんならではの香りが漂うのが特徴で、甘酸っぱい味に病みつきになる人もいるんだとか。
この商品も通販モールで人気上位のみかんハチミツです。

愛媛県産 みかんの雫
120g: 1,500円ほど | |
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◉ 柑橘独特な風味と爽やかな香り
かわいい瓶が特徴的なこのみかんハチミツは愛媛県の数十種類にも及ぶ柑橘系の花から採れるハチミツです。
キレのあるコクの中に清涼感があり、飽きのこない味として人気があります。
こんな感じの箱に入ったものもあります。 気取らないお土産とかにちょうど良さそうですね! |
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大阪府太子町産 Mikan
230g: 2,500円ほど | |
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◉ 品評会で優良賞をとった純粋生ハチミツ
一見、外国産のハチミツかな?と思うくらい瓶がオシャレですが、国産(大阪府)のハチミツです。
大阪府にも養蜂場農園があり、大阪府養蜂農業組合の品評会で賞ももらっているこのハチミツは、農薬を使わないみかんから採れた純粋生ハチミツになっています。(ハチミツ自体も残留農薬検査が実施されていて品質管理が厳しいです)
爽やかなみかんの風味と上質な甘みが特徴で、特に料理との相性が良いそうです。
このシリーズは、みかん以外にも何種類かラインナップがあります。 料理と相性が良いということで、キッチンに置いておけばワンランク上の雰囲気が醸し出せますね! |
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和歌山県産 みかんはちみつ
250g: 2,000円ほど | |
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◉ 6月に採れた紀州の新鮮なみかんハチミツ
こちらは2018年6月に採れた新蜜です。
そのため時期が過ぎると販売終了になってしまうかもしれませんが、採れたての新蜜は非常に味も香りも豊かなのが特徴です。
ぜひ新蜜の美味しさを味わってみてください!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
みかん生産上位県にお住いの人以外は、今まで一度も見たことがないかもしれないですね。
みかんは日本固有に近い植物なので、輸入品が存在しないこともまたレア度を上げている気がします。

そうですね。割とみかんの特徴を感じることができるハチミツです。
単純にドリンクやヨーグルトに混ぜたり、ホットケーキにかけて食べるのもおすすめですが、みかんハチミツはぜひ料理に使ってみてください!
砂糖の代わりにするだけでもワンランク上の仕上がりになりますよ!

ですね!ハチミツに含まれるビタミン類やミネラル類なども入るので、砂糖よりかは栄養バランスも良くなると思います。
風味を楽しみつつ日頃の健康管理もできちゃいそうなみかんハチミツ。
この記事が少しでもお役に立てることを祈って、今回はここまでとさせていただきます。
あなたとあなたの大切な人たちが健康でありますように!
参考文献・参考サイト
※1:Wikipedia|ウンシュウミカン
※2:毎日が幸せになるはちみつ生活|木村幸子(著)|主婦の友
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