ナラタケが海外でハニーマッシュルームと呼ばれるのはなぜ?(ナラタケの豆知識もあるよ!)

ハニーマッシュルームのイメージ

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今回は「ハニーマッシュルーム」についてのお話です。

ハニウィキちゃん
日本では「ナラタケ」っていう名前だね。

そうです、ナラタケ

日本名の由来は、ナラの木に生えやすいかららしいでが、英語名は「ハニーマッシュルーム(Honey Mushroom)もしくはハニーフングス(Honey Fungus)」です。

直訳すれば「ハチミツきのこ」になるのですが、ナラタケのどこにハチミツ要素があるのか気になったので、今回はその辺をちょっと調べてご紹介しようと思います!

ハニウィキちゃん
あまり期待せずにお読みくださいね!

名前の由来は「傘の色」

…ガッカリさせてしまったらゴメンなさい!

単純に傘の色がハチミツっぽい黄色をしているところから来ているんだとか。あまり深い意味は無いようです(汗)

Derivation of name:
Melle – means “honey” or “honey-colored” referring to the honey color of the cap of this mushroom.

【訳】名前の由来:
(ナラタケの学名(Armillaria Mellea)の文字に入っている)Melleというのが、”ハチミツ”とか”ハチミツ色”を意味する。それは、きのこの傘がハチミツ色をしているから。

引用:Messiah College|Armillaria mellea

個人的には、ミツバチが生育に関わっているとか、ハチミツを与えるとマンドラゴラに進化する伝説があるとか、、、そういうのを期待してたんですが…

ハニウィキちゃん
んなわけ無いやん…

ち、ちなみに私の頭の中の「ナラタケ」は↓こちらの画像のようなものだったんです。

ナラタケのイメージナラタケ J.Jさんによる写真ACからの写真

ブナシメジの傘をちょっと開いたような感じのきのこってイメージでした。

ハニウィキちゃん
まぁそんな感じかな。お味噌汁とかに合うね。

でも英語版Wikipediaに載っていたナラタケ(ハニーマッシュルーム)は↓こんな感じ!

英語Wikipediaのハニーマッシュルーム画像出典:Wikipedia|Armillaria(Honey Mushroom)

ナニコレ!まるで上からハチミツをかけたような色と艶感!

こりゃ〜、「ハニーマッシュルーム」と呼びたくなりますよね!

日本と海外の環境の違いってヤツだったんですよ(言い訳)

ハニウィキちゃん
まぁいろんな種類があるらしいね。この画像のはかなり特徴的な種類っぽいけど。

Honey Mushroomの海外Google画像検索結果Honey Mushroomの画像検索結果 出典:Google

Google先生の画像検索では↑こんな感じでした。いろんな種類があるんですね〜

ナラタケ豆知識

せっかくなので今回の調査過程でわかったナラタケの豆知識的なものもご紹介します!以下の情報は主にBE-PALさんの『世界最大の巨大生物「ナラタケ」は、美味いが、凶悪な森の病原菌!!』を参考にさせていただきました。

美味しいけど生食や食べ過ぎは禁物

ナラタケが好きという方も珍しくないと思います。ですが、消化の良くない食べ物(とくに柄の部分)で、食べ過ぎると気持ち悪くなったり吐いてしまうこともあるそうです。

素人のナラタケ狩りは危険

ナラタケによく似たきのこに「ナラタケモドキ」というものがあります。可食と言われたりもするそうですが、中毒症状を起こす事例が度々発生しているそうなので、専門の人が採ったナラタケを食べるのが無難そうですね。

生きている樹木を枯らせてしまう

ナラタケは枯れ木を分解する「木材腐朽菌」の一種だそうですが、生きた樹木の根にも寄生するらしく、「ナラタケ病」の病原菌でもあるそうです。

ナラタケは、美味なきのことして有名だが、その菌糸は黒い針金のような根状菌束となって地中を伸び、生立木の根に寄生して枯死させる。そのため、被害は徐々に団地状に広がる。枯死木の地際部の樹皮を剥ぐと、キノコ臭のする白色の菌糸膜が認められる。

引用:茨城県|ナラタケ病

地球上で最も巨大な生物!?

権威のある科学雑誌(世界最高クラスの信頼性と意義のある論文しか掲載されない雑誌)である「ネイチャー」に以下のような内容の論文が掲載されたことがあるそうです。

1992年、世界的に有名な科学雑誌「ネイチャー」に、アメリカのミシガン州の森林に発生(生息)しているワタゲナラタケが、世界で最大の生物であるという論文が掲載された。

もちろん、ゾウやクジラのような大きさのキノコが発生していたわけではない。これは、あくまで菌糸を含めた、地中に広がるキノコの総量に対しての話だ。

このワタゲナラタケは、15ヘクタールに及ぶ広葉樹林内に発生し、発生地内で調査した結果、全てのサンプルの遺伝子情報が一致したという。

地中に広がるキノコの菌糸が同一の個体のものだと、推定されたのだ。もちろん菌糸が途中で途切れ、コロニーが分かれていないと仮定した話だが。

この発生地内の土中にはびこる、ワタゲナラタケの菌糸束の密度を計算し、総面積で乗じたところ、このキノコの総体としての大きさは、なんと10トン

樹木の中に入り込んで入る分も加えると、推定100トンにもなるのではという。

さらに、菌糸束の成長速度から、15ヘクタールに広がるのにかかる時間を計算すると、1500年。つまり、このワタゲナラタケの年齢は1500才になる。

引用:BE-PAL|世界最大の巨大生物「ナラタケ」は、美味いが、凶悪な森の病原菌!!

なんだか数字が大きくてイメージしづらいかもですが、15ヘクタールは150,000m2です!

東京ドームなら約3個分、畳なら約82,000枚分ですね。かなり広大!!

ハニウィキちゃん
菌ってすごいよね〜(語彙力)

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おわりに

今回はハニーマッシュルーム(Honey Mushroom)のお話でした。

ナラタケのトリビアがメインな気もしますが(汗)

ハニウィキちゃん
ハチミツはまっっったく関係なかったね。

そうですね〜。たまにはいいのでは?と思い記事にした次第です。

でも普段見慣れたものでも、ちょっと情報を辿っていくと意外な発見もあって、なかなか面白かったです!この記事を読んでいただいた方にも、ちょっとでも面白いと感じてもらえたら、、いいなぁ(祈)

ハニウィキちゃん
今回のお話はここまで。
最後までブログ主の駄文に付き合ってくれて、ありがとう!

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