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海外のカップルとかでよく聞く、『ハニー(愛しい人)』という言葉。
スペルを見るとまんま『Honey』なので『ハチミツ』って意味もあります。
ハニー【honey】の意味
- 蜂蜜(はちみつ)。
- いとしい人。恋人やわが子など愛する人への呼びかけにも用いる。
引用:小学館|デジタル大辞泉
辞書には↑こんな感じで書かれています。
でもなんか不思議な感じですよね。。。なんでハチミツが「愛しい人」という意味を持つんでしょう?
今回は、なぜ『ハニー(Honey)』が『愛しい人』という意味になるのか?についてと、ついでなので、似たような意味をもつ『ダーリン』についても使い方の違いや、英語圏のネイティブの人たちはどう捉えているのか?を調べてみました!
なぜ愛しい人のことを「ハニー」と呼ぶ?

これはどうやら、ハチミツの甘いイメージが『愛しい人』を連想することで自然発生的に生まれた慣習のようです。
英語圏では、『甘いもの』=『親しみの湧く呼び方』のようなところがあり、他にも、
- スウィーティー(Sweetie)
- シュガー(Sugar)
- パイ(Pie)
- マフィン(Muffin)
参考:grammarly blog|What Are the Most Popular Terms of Endearment?
なども、ハニーと同じように愛しい人を呼ぶときに使われるそうです。
本当にいろんな呼び方があり、ハニーのように何十年も前から使われているものもあれば、21世紀になって生まれた言葉もあるらしく、日々変化しているみたいですね。
海外の掲示板などでは、
『甘いものの呼び名で相手を呼ぶと、ケンカしたあとの怒りが収まる』
『愛情が戻ってくる』
『ハニーという言葉はミツバチの献身的なイメージを彷彿とさせ、相手への思いやりが生まれる』
『ベタベタしたイチャラブを表現したい』
(参考:Quora|Why do couples call each other honey?)
などなど、興味深いコメントがいっぱいありました(笑)
個人的には『甘いもので相手を呼ぶことで、相手への愛情や思いやりが回復する』という海外の人の感覚に目からウロコでした!

「ハニー」と「ダーリン」の違いは?

さて、愛しい人の呼び方でもう一つ代表的なのが『ダーリン(Darling)』ですよね。
日本ではなんとなく
- 男性が女性を呼ぶときはハニー
- 女性が男性を呼ぶときはダーリン
みたいなイメージがありますが、英語圏では男女での使い分けは無いようです。
だだし使い方に明確な定義があるわけではなく、ネイティブでも「ハニーとダーリンの違いって何だ…」と疑問に思う人が多くいるらしく、質問掲示板でもそのような疑問が多く投げかけられていました。
それに対してほとんどの人が『違いなんて無い。一緒だよ。』と言っていますが、中には
『愛情をより強く伝えたいときに「ダーリン」を使う』
という意見もちらほらありました。

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豆知識:メールの書き出しで「ハニー」?
英語のメールでの書き出しというと「Dear」を真っ先に思い浮かべますよね。
でもメールにも「Dear」の代わりに「Honey」「Darling」「Sugar」とかを使う場合もあるみたいです。
ただし「これが通じるのはアメリカの南部地域だけ」という情報もあるので、メールでは無難に「Dear」を使っておいたほうがいいかもしれません。。。

さいごに

今回、「ハニー」や「ダーリン」という言葉についていろいろと調べましたが、海外の人たちが一貫していたのが、
『恋人や家族のような親しい人に使う呼び方』
『それ以外の人に使うのは失礼にあたる』
ということでした。
日本の質問掲示板などには、
『これから親しくなりたい人にハニーって呼ぶのはアリ?』
『まだそんなに親しくないのに、ハニーって呼んでくる人ってどんな心理?』
というように困惑してしまう人も多いように見受けられました。
日本人においては、「ハニー」や「ダーリン」という言葉を使う人の心理、または受け取る人の心理は、千差万別な感じがしますね(汗)
ちょっと博打になる可能性が。。。

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