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「りんご」「ハチミツ」と聞くと某カレーを思い浮かべますが、今回はソレではありません(笑)
りんごの花から採れるハチミツのお話です。
そうですね。
りんごの生産が盛んな所なら、道の駅とかにも置いてあったりします。
ハチミツは、そばハチミツや栗ハチミツのようにクセ(独特な匂いや苦味)があったりするのも多いですが、りんごのハチミツはそういったクセがなく、さりとて「よくある普通の感じ」でもないハチミツです。
個人的には、
「いつもと違ったハチミツが欲しい人におすすめ」
なハチミツの1つですね!
ここではそんな『りんごのハチミツ』について、味や香り、おすすめな食べ方などをご紹介します。

1歳未満の赤ちゃんにはハチミツを与えないでください。
また、りんごアレルギーの方も摂取してはいけません。
天然のハチミツは、産地やその年の気温・天候などで味や見た目に多少の違いが出ますので、あらかじめご留意ください。
もくじ
りんごのハチミツとは?
蜜源となる植物の特徴

りんごの花から蜜を集める蜜蜂。
農薬や除草剤の影響からか、花粉を運んでくれる昆虫の数が少なくなり、りんごの花がちゃんと受粉しないこともしばしば出てきているそうです。。。
りんごは、桜に似たきれいな花を5月ごろ咲かせます。
でもりんごの花って、直径10〜15センチくらいまで大きくなることもあるとか。

最近は蜜蜂が大量に死んでしまうなどのニュースがあったりして、色んな植物の受粉がままならないことが一般的にも認知されてきていますが、実はこの問題、1950年代からすでに出ていて、りんごについても人間が手作業で受粉させるという大変な労力がかかっていたそうです…
そこに登場したのが「マメコバチ」という蜂。
この蜂はミツバチより飼育がしやすいらしく、受粉した果物も大きくなる傾向にあるそうです。現在も青森県などではこの蜂を使ったりんご栽培が盛んだそうですね。
ただしこのマメコバチ、ハチミツを作らない(巣を作らず、花の蜜はその場で食す)蜂なんです。
たまに養蜂家さんが、「りんご農家の人に頼み込んでミツバチの巣箱を置かせてもらっている」とコメントしていることがありますが、こういった背景もあるのかもしれませんね。

りんごハチミツの色の特徴

画像出典:Amazon
左が国産のりんごハチミツ、右はスペイン産りんごハチミツ。
少し濃いめの透き通った黄金色だったり、マンゴーピューレのような濃い色をしていたりします。
結晶化(ハチミツが白く固まる現象)をどうしてもイヤな人は、透き通った色をしたハチミツを選ぶのがおすすめです。

透き通った色はブドウ糖が少ないものが多いから、結晶化しにくいんだ。
逆に言うと、濁った色をしているものはブドウ糖をたくさん含んでいるので、素早いエネルギーチャージに最適だったりします。
ひとつ、選ぶ基準になるかもしれませんね!
りんごハチミツの味や香りの特徴
『りんごの気配を感じるフルーティな味』
『優しい甘さとほのかな酸味』
と表現されることが多く、クセはほとんどないと言っていいと思います。

そして香りも、
『りんごっぽい香りをかすかに感じる』
というものなので、りんご好きな人にはウケがいいかもしれませんね。
りんごハチミツのおすすめな食べ方

アップルパイとアイスの凶悪コンボ。
上からかけるも良し。アップルパイの材料に使うも良し。
個人的ベストなおすすめは『アップルパイにちょっとかける』ですね!

それが合うんですよね〜!
りんごの果肉だけでは出せない風味みたいなものがプラスされて、
「すごく美味しいものを食べてる!」
っていう幸福感がハンパないです。(個人の感想です)
一般的にはパウンドケーキやホットケーキ、チーズケーキなど、「ちょっともう一味何か付け足してもいいかな?」というものに、りんごハチミツを使うと一気に高級感が出ます。
もちろん紅茶やホットミルクなどのドリンク、ヨーグルトやアイスクリームなど、さっぱりしているものにフルーティな甘みを加えると美味しいものによく合います。

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りんごハチミツで期待できる効果
りんごハチミツにはどんな効果・効能があるのか?についてです。
ハチミツは種類ごとに尖った効果・効能(栗ハチミツなら貧血予防に良い、れんげハチミツは肝機能や腎機能を強化が期待される、などなど)がありますが、りんごハチミツはあまり尖った効果・効能はないようです。
あくまで「ハチミツ全般に共通する効果・効能だけ」ということみたいです。

りんごハチミツの選び方のポイント
非加熱かどうか?
ハチミツは加熱処理されていると栄養素が壊れてしまうばかりか、風味も損なってしまいます。
安いハチミツはコストカット(時間短縮や簡略化)のために熱処理がされている場合が多いので、大量生産的な雰囲気がありコンビニなどで売っているハチミツと同じくらいの値段のものは注意した方がいいかもしれません。
混ぜ物はされていないか?
ラベルに「純粋ハチミツ」と表記されていても、混ぜ物(水飴とかの安い甘味料)がされている場合があります。(日本の表示ルール的には問題ないから不思議…)
これはパッと見てもわからないので厄介です。
目安としては、
『普通の安いハチミツとは風味が全然違う!』
みたいな口コミがあれば本物の純粋ハチミツである可能性が高いです。
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おすすめのりんごハチミツ
最後におすすめのりんごハチミツをご紹介します。
ちなみに、ここでご紹介するのは全て『非加熱の純粋ハチミツ(生ハチミツ)』です。加熱処理をしていたり他の甘味料を混ぜたりするなどして風味や栄養素が損なわれていそうなものは除外してあります。
価格やパッケージデザインは業者側の都合により変更になる場合があります。
また人気のハチミツは生産量が限られているものも多くあり、蜜源の開花時期(旬の季節)を過ぎるとその年は販売終了になることも考えられますので、売り切れや季節終売の場合はご容赦ください。
※スマホは横にスクロールします→
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はちまるcafe りんごはちみつ | ラベイユ POMERA(りんごハチミツ) | 金市商店 りんご蜂蜜 | TOMIZ(富澤商店) りんごはちみつ |
国産 | スペイン産 | 国産 | 国産 |
300g 2,700円ほど | 250g 1,800円ほど | 130g 1,000円ほど | 1,300円ほど |
30年近く養蜂を営むお店のハチミツ。 パンに塗ったり料理・お菓子作りなど何にでも◎ | 焼きりんごを思わせる香ばしさ。 ヨーグルトや紅茶、クリームチーズにおすすめ。 | 創業80年のハチミツ専門店。 大人から子供までウケが良い優しい甘さとほのかなりんごの香り。 | 健康食品、スーパーフードで有名なTOMIZさんのハチミツ。 ほのかな香りと優しい味わい。 |
Amazon 取り扱いなし | |||
楽天市場 取り扱いなし | 楽天市場 取り扱いなし | ||
Yahoo! 取り扱いなし | Yahoo! 取り扱いなし |

まとめ

アップル畑でアップル製品を携える男性
注:ブログ主ではありません。こんなにハンサムガイじゃないです。。。
…まぁ、、、この画像に特にイミはないです(汗)偶然見つけたので貼ってみた、というだけだったりして。。。
いかがでしたでしょうか?
どちらかというとりんごハチミツは、健康や美容を気にするよりは、とにかくそのフルーティーな風味を楽しむハチミツですね!
いつものアカシアやれんげを、りんごハチミツに変えてみるだけでも食卓が様変わりするかもしれない、ポテンシャルの高いハチミツです。
ぜひ一度お試しあれ!
でも、りんごアレルギーを持っている人は食べちゃダメですよ!

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おまけ
1980年のバーモントカレーCM。
初代は1965年からだそうです。時代を感じますね。。。上のリンクのCMには西城秀樹さんが映っていますが、歴代CMタレントには、イチロー選手もいたみたいです。
いい機会(?)なので、バーモントカレーについて調べてみました。
「りんご+ハチミツ = バーモントカレー」
もはや、日本人のDNAにまで刻み込まれていそうな図式ですよね(笑)
カレーは辛くて子どもは食べられないものという常識をくつがえした、辛さをおさえてりんごとはちみつでマイルドな「甘口」に仕上げた画期的な製品。
発売当初は、「りんごとはちみつ入りの甘いカレーなんて売れるはずがない」と販売店からは猛反発!しかしコマーシャルや店頭での試食宣伝活動でお客様にPRした結果、数か月後には爆発的なヒット商品となり、増産体制が間に合わず品切れの状態が続いたほどでした。
引用:ハウス食品|ハウスのカレー物語
どうやら「甘口」という概念はここからスタートしたみたいです。
昔のカレーは大人専用の食べ物だったんですねぇ。
ちなみに商品名にある「バーモント」ですが、これは予想通りアメリカの「バーモント州」から取ってきたものだそうです。
バーモント州には昔から『りんご酢とハチミツを組み合わせた健康法』が根付いていて、アメリカでも長寿の州として有名だったそうです。
ハウス食品さんはこれにちなんだカレーを開発したというわけですね。
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