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皆さんはミツバチについてどれくらいご存知ですか?
普段ハチミツを口にしていても、ミツバチの生態まではよくご存じないかもしれません。
かくいう私がそうでした(; ^ω^)
すいません。。。(汗)
なので今回、自分の中の知識を整理する意味でも、ミツバチに関する情報をまとめてみました。
もちろん全てを網羅できてるワケではありませんが、おそらく、
「そんなこと初めて知った!」
とつぶやいてしまうことが何か一つはあるのではないかと、勝手に予想してます(笑)
ちょっと長いですが、ミツバチの知られざる生態が一つでもあることを期待してお付き合い頂ければと思います(=゚ω゚)ノ

もくじ
ミツバチの構成
女王蜂
巣(群またはコロニー)の中に一匹だけいるボス。
1日最大で2,000個もの卵を産むこともあり、1つの巣には3~5万匹ものハチが生活することもあるそうです。
巣の中の「王座」と言われる特別な台に産み付けられた卵のうち、一番最初に孵化したものだけが女王蜂になれます。
なぜかというと一番最初に卵から孵った幼虫は他の王座の卵を全て破壊してしまうから((((; ゚Д゚)))
仮に二匹同時に孵化した場合はどちらかが死亡するまで決闘して女王の座を奪い合います(||゚Д゚)
働きバチからローヤルゼリーを貰ってひたすら卵を産む生活を2〜4年くらいぶっ続けるみたいです!!

生まないです。女王蜂が他の蜂が卵を生まないようにフェロモンを出すんですって。
逆に他の蜂たちが卵を産むというのは、女王蜂が正常な機能をしていないことを意味するので、養蜂家さんに言わせると『異常事態』の表れだそうです。
雄バチ
女王蜂が産む卵のうち無精卵だけがオスになります。
精子がないのになぜ生命が芽吹くのか個人的には不思議なのですが…(; ^ω^)
繁殖期にはコロニー内の10%くらいが雄バチで構成されることも。
交尾のためだけの存在で、その他の役割は一切ナシΣ( ̄□ ̄; )
しかもオス全員が女王蜂と交尾できるわけではなく、交尾できたとしても直後に死んでしまう運命で、交尾できずにくすぶっているオスは暫くは温情でエサを与えてもらえますが、ある時期になると追い出されるんだそうですよ((((; ゚Д゚)))
追い出されたら最後、餓死して死んでしまうんだとか。
ミツバチも人間も自分で食い扶持を稼げないと悲惨な末路を辿りますね((((; ゚Д゚)))
↓コチラは雄バチが追い出されていく様子。。。真ん中の黒いのが雄バチだそうです。
秋冬になると働き蜂(みんなメス)によって雄バチは巣から追い出されてしまいます。この時は後ろからアシストも👀‼️雄バチを一生懸命に追い出している(引きずりだしてる?)シーンです🐝 pic.twitter.com/5einkiB6eG
— 深大寺養蜂園 (@jindaijiyohoen) 2019年1月5日

余談ですが、巷で利用が広がっている無線操縦の『ドローン』。
実はこのドローンという名前は、『雄バチ(英語:drone)』から来ているんです!
働きバチ

全員メス。寿命はおよそ4~5週間。
生まれて三日目で巣の中の掃除と女王蜂へのローヤルゼリー供給という仕事が始まる生来の働き者。
生後10日を過ぎるとミツロウ(ハチミツ由来の蝋)を出して巣の建築を担当します。
また、外から蜜を集めてきた働きバチから蜜を受け取り、巣に貯蔵する役割もこなし始めます。
もう少し成長すると今度は巣の換気と警備を担当し、3週間後には内勤から外勤に配置転換され、蜜を集め始めるそうです。

ですです。なので実質10日ほどしか蜜集めに参加できないみたいですね。
外で蜜を集めるより、巣の中で仕事をする期間の方が長いってことになります。

そうですね。今度ミツバチを見かけたら暖かい目で見守ってあげましょう!
ちなみにミツバチは太陽の位置に非常に敏感で、巣の位置も太陽を基準に覚えているというのが現在の通説みたいですね(´・∀・`)
20~25km/hほどの速さで飛行し、行動範囲は半径2~3kmほど。遠いと10kmも離れたところに蜜を取りに行くこともある頑張り屋さん!
それでも一匹のミツバチが生涯で集められる蜜の量はティースプーン一杯分ほどだそうで、一つの巣からだいたい20〜30kgのハチミツが採れるそうですよ(=゚ω゚)ノ
ただし、苦労して蜜を運んできても糖度が低いと巣の仲間になかなか受け取ってもらえないそうです。悲しい…(´;ω;`)
でもこれにはちゃんと理由があって、糖度が低いということは水分が多いということ。
ミツバチは巣の中で蜜の水分を一生懸命飛ばして水分量20%まで濃縮し、ハチミツを冬を乗り切る保存食にするので、水分が多いと非常に都合が悪いのです。

最近の研究ではミツバチも仕事でストレスを感じているんだとか!
長時間労働、外敵の有無、巣の中の仲間が密集しすぎ、とか理由はいろいろあるようです。

ミツバチの能力
コミュニケーション能力
◎尻振りダンス
尻振りダンスは、蜜源を見つけた働きバチが巣の仲間たちにその在りかの方向と距離を伝えるためのもの。
この尻振りダンスのバリエーションの1つに8の字ダンスがあります。
ちなみにこのダンスを発見したカール・フォン・フリッシュという人は1973年に昆虫の高次なコミュニケーションを発見したと評価されノーベル生理学・医学賞を受賞したそうです(*゚ο゚)
◎8の字ダンス
蜜源が遠い場合の尻振りダンスになります。
この8の字を描くときの直進や曲がりの角度が太陽と蜜源のなす角度を、お尻を振るスピードが蜜源までの距離を表現するそうです!
情報を伝える方も受け取る方もなんだかスゴイですね(; ^ω^)
◎円形ダンス
蜜源が近くにある場合、それを伝えるダンスです。
左右交互に円を描くようにお尻を振りながらダンスすることで、蜜源の位置を仲間たちに伝えると言われていますね。

◎ぶつかると「おっと!」と言う
ミツバチは膨大な数が巣の中で集団生活しています。
当然、意図せず他のミツバチとぶつかってしまうこともある訳で、そんなとき、ミツバチたちは「おっと!」という驚きに似た意思表示をするそうです。

視覚
上の図は人間とミツバチが知覚できる電磁波(光)の波長域を表したものです。
この図を見るとミツバチは人間で言うところの「赤色」はほとんど認識できない(見えていない)ようで、その代わり紫外線を認識することができるみたいですね(=゚ω゚)ノ

えーとですね。紫外線が認識できると例えばこんな感じに見えるらしいっす…
紫外線が検知できるとこのように、人間の知覚できる可視光では見えなかった紋様などが見えるようになるみたいです(=゚ω゚)ノ

嗅覚

ミツバチは巣(群またはコロニー)ごとに違う臭いがあり、蜂たちもそれぞれ自分の所属する巣の臭いを記憶しています。
巣で警備役の働きバチはこの臭いで敵味方の区別をするそうです。
とはいえ、あまり厳格でもないらしく、他の巣のミツバチが警備網をすり抜けて入り込むことは度々ある上に、蜂ですらない生き物でも巣のそばにいる時間が長く巣の臭いがついてしまうと、これまた警備はスルーしちゃう(攻撃しない)みたいです(; ^ω^)

味覚

ミツバチの味覚気管は舌だけでなく、足の関節と触角部分にもあります。
甘味、酸味、塩味、苦味を感じるとことができるとされ、蜜を集めるからには甘味にはさぞかし敏感なんだろうと思いきや、甘味はそれほど敏感ではないそうです。

でもそのお陰で、甘味の強い蜜(ハチミツに適した糖度の高い蜜)だけしか集めずに済むらしいので、ミツバチにとってはメリットなんですって!
前述したように糖度が低い(水分が多い)蜜は仲間に受け取ってもらえませんからね(; ^ω^)
電磁場の知覚

これはちょっと専門的な難しいお話になります。
ミツバチは体の表面が導体(電流が流れやすいモノ)になっていて、落雷があったりして体表面の電荷(電子の動き)に変化があると行動にもそれに応じた変化があるそうです。
また、ミツバチのお腹の中には磁性結晶(磁気を感知する物体)があり、地球の磁場を感知していて方向感覚に影響を及ぼしているとか。
実際、特定方向の強い磁場をかけると決まった方向に巣を構築するそうですよ(=゚ω゚)ノ

お尻の針
ミツバチの針は図のように「返し」がついています。
一度刺さったらなかなか抜けない構造ですね((((; ゚Д゚)))
しかしミツバチは一度針を刺すと死んでしまうとよく言われます。(ちなみに厄介なスズメバチなどは針に「返し」がないので何度でも刺すことができます…)
これは針がミツバチの産卵管という臓器と直結しているため。
刺した後に針が抜けずに持って行かれると一緒に産卵管まで持って行かれてしまい、つまり臓器の一部を失うために死んでしまうんだそうです。

と、私も思っていたんですが、どうやら刺すと死んでしまうのは人間くらいの肌の弾力の動物に刺した場合だけみたいですよ。
他の昆虫や皮膚がかなり柔らかい動物に刺した場合は、針がスポンと抜けてミツバチが死ぬこともないそうです。初めて知った…
だからミツバチが決死の覚悟で刺すのかどうかはちょっと疑問になりました(; ^ω^)

知能

最近の研究ではミツバチは『0(ゼロ)』の概念を認識できることがわかってきました。
ゼロを認識できる生き物は人間以外ではサルなどの霊長類や一部の鳥だけらしいので、かなり高度な判断能力を持っているのかもしれないですね!
一説によると4〜5くらいまでは「数」として認識するそうです。
さらに、ミツバチたちは人間の顔も識別できる能力があるんだそうです!(ちなみにスズメバチにもその能力があるそうです…怖い)
カツラをかぶっていたり、頭の輪郭が変わったりすると精度が落ちるようですが、ミツバチもスズメバチも80%くらいの精度で人の顔を見分けているとする研究結果がありますね。

サーフィン
昆虫にとって水面は非常に危険であり、ミツバチも例外ではありません。
ほとんどの虫はイレギュラーに水に落ちると、水の表面張力に捕まって脱出できなくなってしまいますが、ミツバチは羽を使ってサーフィンで水面を脱出するそうです!
それを解説した動画がこちら↓
YouTube|Bees Surf Their Own Waves
英語ばかりなので、ちょっと解説すると、ミツバチは自分で波を起こして、その波に乗ることで(サーフィンして)溺れることなく脱出するとのこと!

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ミツバチたちの一年
春:一気に生命が芽吹く季節

春になると女王蜂が産卵を開始します。
また外界では春の訪れと同時に多くの花々が開花するので、ミツバチたちは育児に外回りの蜜集めと、一気に忙しくなります。
巣の構成員もこの時期に一気に増えますね!

夏:ミツバチたちにとっては厳しい時期

人間は夏休みやらお盆休みやらでバカンス的な色合いの強い季節ですが、夏は開花する花が少ないので、ミツバチにとっては意外と厳しい季節です。
特に日本は梅雨の時期もあるので、ミツバチが外に出られる機会が減り、繁殖活動も一旦小康状態になります。

秋:意外と殺伐としてます…

この時期になると開花する花がまた増えるので蜜を集めるにはいいのですが、奴が動き出します…
そう!ミツバチの天敵『スズメバチ』!!
こやつらの侵略に耐える季節でもあるのです!
ちなみに巣の中でダラダラしている雄バチはこの時期に巣から追放されるそうですよ((((; ゚Д゚)))

冬:じっと耐える試練の時

この時期ばかりは働きバチも外に出ません。
女王蜂も産卵をストップさせて、備蓄した蜜を食料にこの寒い冬を冬眠せずにじっと耐えます。

ミツバチの種類
よく聞くのがニホンミツバチとセイヨウミツバチでしょうか?
ミツバチは大きく分けて3つの亜属に分類されています。
コミツバチ亜属
現存するミツバチの中でもっとも祖先的な種類だそうです。
コミツバチという名称なだけに体長は非常に小さく、体長は1cmに満たないそうですね。
東南アジアの熱帯林に主に分布しているそうで、たま〜〜に見かける蜂っぽい小っちゃいヤツはコミツバチではなくて、アブの仲間なんだそうです。

オオミツバチ亜属
画像は左から「ニホンミツバチ」「セイヨウミツバチ」「オオミツバチ」です。
フィリピンやインドネシアなど、東南アジアや南アジアに分布しているそうで、体の大きさもひときわですね。
飛んできたら恐怖を覚えるレベルだと思います((((;´・ω・`)))

ミツバチ亜属
この中にセイヨウミツバチとニホンミツバチが属しています。
セイヨウミツバチは蜜を多く集める習性と、管理がミツバチの中で容易な方であることから、世界中で養蜂に重宝されています。
ちなみにニホンミツバチはミツバチ亜属5種のうちの1種「トウヨウミツバチ」のさらに亜種だそうです。
トウヨウミツバチの亜種は他には、中国亜種、インド亜種、ヒマラヤ亜種がいるそうですよ(=゚ω゚)ノ
セイヨウミツバチとニホンミツバチの見分け方はこちらの記事をご参照くださいm(_ _)m

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ミツバチからの恩恵
ミツバチは野菜や果物など農産物の受粉に必要不可欠で、それだけでも絶大な貢献をしてくれていますが、ここでは主にミツバチ由来の食品についてご紹介します(=゚ω゚)ノ
ハチミツ

ここで「花の蜜」からミツバチを介して「ハチミツ」になるまでを簡単におさらいしましょう(=゚ω゚)ノ
①ミツバチが花から蜜(ショ糖が主成分)を吸い上げる
②巣に帰る途中でミツバチの体内で唾液酵素と消化酵素により蜜が化学変化
③巣の仲間に口移しで蜜を預ける
④仲間のハチの体内でさらに酵素分解され単糖類である果糖とブドウ糖が主になり、それを巣の中に貯蔵
⑤巣の換気役のハチが3~4日かけて水分を飛ばす(水分が多いと長期保存できないため)。最終的に水分を20%くらいまでに濃縮する。
⑥ある程度の量が貯まると六角形の部屋に蓋をして保存
⑦本来ならこれが冬の間のミツバチや幼虫の食料になるのを人間が採取
っていう感じですね。
ハチミツというのはミツバチたちの消化酵素が相まって初めて「ハチミツ」になります。

ローヤルゼリー
ローヤルゼリーというとカプセル状のものを想像する人が多いかもしれませんが、元々は画像のようなクリーム状のものです。
発酵食品のような酸味が強いので飲みやすいようにカプセルに入ってるんだとか。
ちなみに日本語では「王乳」というそうですよ(=゚ω゚)ノ
ミツバチの社会では女王蜂専用食で、ハチミツ同様栄養成分のバランスが良いのですが、ローヤルゼリーにはタンパク質が豊富なのと、必須アミノ酸が全て含まれているそうです!
若い働きバチのみが分泌することができ、顎の分泌線から出すみたいですね。

プロポリス
セイヨウミツバチが集める習性があるようで、主に樹脂や樹液由来の成分だそうです。
ミツバチが新芽や蕾、樹皮を噛んで唾液で塊にしたものであり、別名「蜂ヤニ」とも呼ばれます。
ミツバチはこれを食料としてではなく、巣の修復などに使うそうですが、樹脂由来だけにかなり苦味が強くクセのある風味みたいですね((((;´・ω・`)))
一般に流通するプロポリスは上の画像のような塊を3ヶ月〜10年くらいアルコール抽出したもの。
液状タイプやカプセルタイプなどがあります。
プロポリスはこちらの記事に少し詳しく書いてますので、もっと知りたい方はどうぞ(=゚ω゚)ノ

ビーポーレン・ビーブレッド

ビーポーレンはわりと一般的かもしれませんね。
いわゆる「花粉の団子」です。
ビーブレッドはビーポーレンにハチミツとミツバチの分泌物を混ぜたものになります。
ミツバチの体には蜜を集める間にたくさんの花粉が付着します。それをミツバチは器用に足で集めて、後ろ足の「花粉かご」と呼ばれるところに固定して巣に持ち帰ります。
これには花の蜜やハチの分泌物が混ぜられており、巣に常駐するハチや幼虫の貴重なタンパク源になるそうです。
その他にもビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど含有で抗酸化力が強いとされ、”スーパーフード”と表現されることも多いです。
ビーブレッドの方にも炭水化物、各種ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれており、特にタンパク質は人間が体内で生成できない必須アミノ酸が全て含まれているとのこと。
味は、ビーブレッドはかぼちゃのように少し甘くしっとりとしていて独特の風味、ビーポーレンはほんのりした甘さに植物特有の苦味があります。
しかしウィキペディアによるとビーポーレンは、
様々な病気を治癒すると謳われているが、科学的な根拠はない。短期間の使用は安全だが、副作用には息切れ、蕁麻疹、腫れ、アナフィラキシー等のアレルギー反応がある。妊婦には安全でなく、授乳中は禁忌である。シブトラミンやフェノールフタレイン等の未承認薬が不純物として含まれている可能性があるため、アメリカ食品医薬品局はいくつかのビーポーレン製品の利用に対して警告している。
とあるのでビーポーレン・ビーブレッドともに、多量の摂取や妊娠・授乳中は避けたほうが無難なようです。
画像はミツバチが集めた花粉を「花粉かご」に固定しているところです。そういえば、たま~に黄色い塊をくっ付けているミツバチを見たことがありますね。卵か何かと思ってました(汗)
この画像の状態のものを集めたのがビーポーレンで、これにミツバチが巣の中で色々加えたものがビーブッドということですね。

ミツロウ・コムハニー

ミツロウ(蜜蝋)はミツバチが巣を形成するためにお腹から分泌するロウで、コムハニーやビーズワックスなど色々呼び名があります。六角形のアレですね。
古くから様々な用途に使われており、近年は口紅やリップクリーム、ハンドクリームなどへの用途が最も多いそうです。
主成分がワックスエステル(パルミチン酸ミリシルなど)で、これが保湿効果に優れているのだとか。
その他の用途としてはロウソク、ワックス、クレヨン、接着剤などなど。医療用途としても整形外科などで切除した骨の隙間を埋めるのに使われたりするそうです。
食べることもでき、ビタミン、ミネラルが豊富でお菓子の材料としても使われます。カロリーが高く、中世では飢餓をしのぐためによく食べられていたそうです。
ザクッとした食感の後に、とろーりと蜜が溢れ出す食感のグラデーションが楽しい食べ物ですね。

蜂群崩壊症候群(CCD)について
2000年初頭ごろから、ミツバチが大量にいなくなるという原因不明の事象がアメリカなどを中心に起きました。
いわゆるミツバチが大量死・失踪する『蜂群崩壊症候群(CCD)』ですね。
日本では、農林水産省の見解ではまだ発生例はないそうです。
一時期はニュースなどで取り沙汰されましたが、この問題は2019年時点でも解決はできていないようです。
原因としては、「農薬」「寄生虫」「病原体」「栄養不足」が考えられているそうです。
↑コチラの記事で、ミツバチ大量死について情報をまとめていますのでご参考ください。
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おわりに
さて、ここまででミツバチの生態についてご紹介しました。
ミツバチの生態、想像以上にシビアみたいですが、なんだか人間くさい感じを受けた方も多いかもしれませんね!
個人的に感慨深かったのは、外で蜜集めをしているミツバチは残りの寿命が長くても10日ほどしかないという事実でしょうか。

ですね…
ミツバチはよほどこちらから攻撃しない限り刺さない生き物なので、見かけたらそっと見守ってあげてくださいm(_ _)m
あ!ただし巣の近くだとミツバチも神経過敏になりがちなので、巣には近づかないようにしましょう(=゚ω゚)ノ
最後に、ミツバチたちの世界おもしろニュースを集めたページをご紹介します。お口直し(?)にどうぞ(笑)

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