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「ハチミツを口内炎に塗ると治りが早くなる」という民間療法はご存知だと思います。
でも実際のところ、
「本当に効果あるの?」
「殺菌力が強いっていうマヌカハニーを使ったらどのくらい効果があるの?」
と思われている方も多いと思います(私も思ってました)ので、今回は私自身も納得したいと思い、自分の口内炎にマヌカハニーを塗って経過観察しました!
ちゃんと毎日写真を撮って記録していきましたよ〜(|||ノ`□´)ノ
一応あるにはあります。なので今回併せて、
「ハチミツは、いつ、どうやって塗るのがベスト?」
についても実験結果の後に紹介しますので、よかったらご参考ください。

マヌカハニーはハチミツの一種です。赤ちゃんには与えないようにしてください。
この口内炎ハチミツ塗り実験の結果がすべての人に当てはまるとは限りません。あくまで参考程度にご覧ください。
検証結果にはブログ主の口内炎患部の写真が掲載されています。流血は無いですが、そういったものが苦手な方はご注意ください。
もくじ
実験条件
今回使用したハチミツ(マヌカハニー)

今回使用したハチミツ(マヌカハニー)ですが、こちらの『抗菌活性値UMF5+』のマヌカハニーを使いました。

ですね。マヌカハニーの抗菌活性をカンタンな表にすると以下のような感じです。

抗菌活性値UMF5+は赤い丸のところに当たるので、マヌカハニーとしてはもっともグレードが低い部類になります。


↑こういうやつ(抗菌活性値MGO1100+)でしょうか。
でもこれ4万円くらいするので、口内炎にそこまで費用をかける人いるかな?と思った次第なのです。(虫歯・歯周病予防やピロリ菌・胃腸などへの効果・効能も併せて期待したいならアリだと思います)
とにかく私としても、
「マヌカハニーが口内炎にどれほど効果的か?」
が未知数だったので、手頃なものでまず試してみようと思ったワケです。

マヌカハニーを塗る前の口内炎
![]() | ←こんな感じです! お見苦しくて申し訳ありません… ちょうど犬歯が当たるところにできているので、食事の時めっちゃ痛い… |
本当は悪化する前に「あ、なんか口内炎できそうだな…」と感じた時に塗った方がいいらしいですが、今回はマヌカハニーの有効性をわかりやすく写真で判断できるようにと、ワザとここまで育てました(笑)
ちなみにこうなったら私の場合、完治するのに1週間ほどかかります。

じゃあ早速、結果から見てみましょう!
実際にマヌカハニーを口内炎に塗ってみた結果
それでは実験結果を写真でどうぞ!
今回の実験では『寝る直前』と『朝食後』の1日2回、患部にマヌカハニーを塗りました。
口内炎にマヌカハニー(ハチミツ)を塗った経過観察
1日目(朝) |
![]() マヌカハニーを患部に塗って寝て、翌朝起きた時の状態です。 食事や歯磨きするときの痛みがかなり軽減されていたのです。 いや〜、それだけでも有難かったですね! |
1日目(夜) |
![]() 朝食→歯磨き→患部にマヌカハニー塗りをして1日過ごした後の状態です。 痛みも朝に比べると増しています。。。(反省) ただそれでも、初期状態に比べると食事や歯磨きのときの痛みは少ない気がしました。(気のせいかもしれません…) そんなこんなで、この日も寝る直前にマヌカハニーを塗って寝ましたとさ。 |
2日目(朝) |
![]() マヌカハニー塗りを開始して2晩経った状態です。 まだちょっと痛みがあります。 ただなんとなく快方に向かう感じがしているので、期待しつつ、この日の朝もマヌカハニーを塗って仕事へ。 |
2日目(夜) |
![]() 案の定、この日で急速に痛みや腫れがなくなってきました。 「あ、ここまで来たら急速に治るパターンだ。」 という状態。 いつもならピークから3〜4日経ったころに口内炎をわざと潰して、さらに1日経過させないとこの状態に持っていけないのが私の口内炎です。(皆さんどうなんでしょう…) もうこの状態なら舌でちょっと患部を触っても痛くないですし、傷口のクレーター感もなくなってますね! (患部表面が白くなっているのはなんでしょう…かさぶた?…調べてもわかりませんでした。歯磨きはちゃんとしているのでプラークでないことを祈るばかりです(汗)) |
3日目(朝) |
![]() 一晩経った患部です。 表面の白いのもほとんど無くなり、だいぶ修復が進んできた感じがします。まだ違和感は残っていますが痛みはほぼありません。 そうして、4日目の朝にはもうすっかり治っていましたね! |

ぶっちゃけあんまり期待はしてなかったんだけど(笑)
実験結果まとめ
さて、今回はマヌカハニー(抗菌活性値UMF5+)を使った口内炎ケア実験を実施しました。
結果的には、
『治るのに通常1週間かかる口内炎が4日間で治った』(個人の感想です)
ということになりますが、私が印象深かったのは、初日夜にマヌカハニーを患部に塗ったところ、翌朝には痛みが軽減され食事や歯磨きのストレス負荷が少なかったという点です。
口内炎の何がツライって、ピーク時期の歯磨きが一番ツライんですよね〜。

そうなりますね。でも患部への塗り方にもちょっとコツがあったりするので、せっかくなので「マヌカハニー(ハチミツ)の口内炎へのベストな塗り方」をご紹介しようと思います。
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口内炎でのハチミツのベストな塗り方
マヌカハニーやその他のハチミツを口内炎に塗るときは、
『唾液や他の水分でマヌカハニーやハチミツの濃度を下げない』
これに尽きます。

そういうことですね。なので以下のような塗り方がベストだと言われています。
マヌカハニーの塗り方
- 塗る前に歯磨きをして口内をできるだけ清潔にする
- ハチミツを塗る前には綿棒などで患部を覆っている唾液を拭き取る
- マヌカハニーやハチミツを塗った後30分間は飲食しない
- なので、塗るタイミングは寝る直前と朝食後(できれば昼食後も)が良い
初日は唾液を拭き取ったりハチミツ塗ったりがメチャクチャ痛いですが、我慢しましょう!
どうしても舐めちゃう場合はどうする?

しかも甘いから更に舐めちゃったりするんですよね。わかります!
その場合は、
「ハチミツを患部に塗ったあとのヒリヒリ感が収まるまで堪えて、そのあと口をすすぐ」
でも効果は期待できると思います。
ハチミツを塗ったあとすぐは、患部がジンジンしてヒリヒリ痛むと思います。
その間はガマンです(泣)
でも10分くらいすると収まってきますから、そうなったらもう口をすすいで、唇のベタベタ感や口の中の甘い感じをスッキリ無くしてしまいましょう。多少は殺菌されているはずですので。
そもそも「殺菌でしみる」というのは菌はやっつけてるけど皮膚の粘膜もダメージを受けているよ!という状態なので、適度に殺菌したら粘膜もダメージから解放してあげる方がいいのかもしれません。
この辺の殺菌のあり方はお医者さんでも意見が別れるそうです…
ベタベタ感や甘い雰囲気が残っていて、それにつられて舌で患部に触れ、雑菌や歯垢がまた口内炎を刺激したり、物理的に傷口を広げることになる方が治りを遅くすると思います。
下手をすると悪化してしまうかもしれません。
寝る前にハチミツを塗って虫歯にならない?

世の中の情報サイトや、ハチミツ・マヌカハニーメーカーによると、
「口の中全体を殺菌してくれるから歯磨きしなくて大丈夫」
とコメントしていることが多いです。
ただ、以下の記事で海外の実験データなどを引用して考察しているのですが、個人的には虫歯になる恐れはあると思っています。(心配性なもので…)
簡単にここでも解説すると、まず、「殺菌力の強いマヌカハニーであっても濃度が少し薄まると虫歯の原因菌(ミュータンス菌)の抑止効果が得られにくかった」という実験データがあります。
要するに、唾液や他の水分で濃度を薄めてしまったり、そもそもの殺菌力が弱いものを使っても虫歯菌は元気に活動するぜ!ってことですね。

たしかにショ糖は少ない(全体の1%くらい)ですが、ブドウ糖はたっぷりです。
虫歯菌の出す酸はショ糖が原因になりやすいですが、ブドウ糖は「虫歯菌による歯垢(プラーク)の歯への固着」をしやすくするため、間接的に虫歯に影響すると考えられます。
…というのが上の2つの記事で書いてあることなのですが、虫歯になりやすい・なりにくい、というのは個人差(その人の歯が、酸に強いか?弱いか?)が相当大きいらしく、一概に言えないようでもあります。
どちらにせよ今回は、『虫歯のリスクが多少あったとしても口内炎をさっさと治したい!』と思ったので口内炎患部に塗ったまま寝ちゃいました!

さいごに
いかがでしたでしょうか?
あまり自分の唇とか歯とか、口元の全景を出したくなかったので、結果的に口内炎患部の接写を載せることになってしまいました(汗)
「気持ちわるっ」と思われた方には、この場を借りてお詫び申し上げますm(_ _)m

そうなんですよね。
このブログを始めたくらいから1日1回はマヌカハニーを舐めるようになったので、ひょっとしたら口内炎の予防になっていたのかもしれませんね。
以前は1〜2ヶ月に1回は口内炎が頻発していたのに…偶然かもしれませんが(笑)
今回は「口内炎にはハチミツが効果的」という民間療法を、抗菌作用が強いマヌカハニーで実験してみましたが、機会があればコンビニとかで売っているお手頃ハチミツや、記事冒頭で紹介した4万円のスーパーウルトラ強力なマヌカハニーでも実験してみたいですね!

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