はちみつの3つの分類『純粋』『加糖』『精製』その違いと本物の見分け方

はちみつのイメージ

スポンサーリンク

普段何気なく目にしている、はちみつのパッケージやラベル。

「純粋」という単語はよく目にしていると思いますが、あまり深くは考えたことがないかもしれません。

ハニウィキちゃん
逆に言うと「純粋」じゃないはちみつもあるの?

もちろんありますよ(=゚ω゚)ノ

今回は「純粋」とそれ以外のはちみつについて豆知識的なお話をしようと思います。

分類によって価格が全然違ったりするので、覚えておいて損はないかもしれませんよ?

ハニウィキちゃん
ついでに純粋はちみつの偽物についても言及しとりますよ〜

はちみつは大きく3つに分類される

3種類のイメージ

はちみつは『純粋』『精製』『加糖』の3つに大きく分類されます。

最近見かける「生はちみつ(Raw Honey)」や「国産天然はちみつ」も『純粋』の部類ですね。

まずこれらをそれぞれ簡単に解説しましょう(=゚ω゚)ノ

純粋はちみつ

はちみつ栄養イメージ

ミツバチが花から蜜を集めて巣の中で濃縮・貯蔵していたものを人間が採集したものです。

ハニウィキちゃん
何それ?普通な気がするけど?

ええ(; ^ω^) でもこの普通が結構大事だったりします

純粋はちみつは基本的に人間の手で加工されることはありません。

蜂の巣から集める時に、布か何かでろ過(目に見えるレベルのゴミを取り除く程度)を行なうくらいです。

マヌカハニーのように、舌触りをクリーミーにするために、少し結晶化させる処理(スターターハニーと呼ばれる結晶化した純粋はちみつのカケラを入れて攪拌し全体を適度に結晶化させる処理)をしている場合はあったりしますが。

マヌカハニーは本当に無添加?添加物の有無や保存方法を解説!

2018.05.09

このクリーミー化処理については上記の記事をご参照ください(=゚ω゚)ノ

とりあえず純粋はちみつは

『何も足さない、何も引かない』

が基本です。

ハニウィキちゃん
某ウイスキーみたいだね(=^▽^=)

そうですね(笑)書いていて思いました。

なぜ加工を加えない方がいいのかと言うと、

『余計なことをすると風味や栄養成分が損なわれてしまう』からです

ハニウィキちゃん
何かしら健康や美容効果を期待して買う人にとっては『偽物』だね!

そうなってしまいますね(; ^ω^)

そして厄介なことに国内に広く流通しているはちみつは、ラベルに「純粋」の文字が入っていても、何かの公的機関っぽいマークがついていても、余計な処理で栄養成分が損なわれている可能性があるそうです(ー_ー;)

コンビニやスーパーで売られている安価な純粋はちみつの9割以上がこの「余計な処理をされた」はちみつだと言う話もあるほど。

ハニウィキちゃん
えーーー!そんなに多いの?

まぁ9割というのは色々な情報の中での最大値なので、実際はもう少し低いかもしれません。

でも想像以上にそういった『偽物』が出回っているというのはデマでもなさそうです((((; ゚Д゚)))

『偽物』は具体的にどういった処理で、何を失ってしまっているかは後述しますね(=゚ω゚)ノ

精製はちみつ

精製工程のイメージ

一般にお目にかかることはほぼないようです。

加熱し減圧釜などを使ってはちみつから香りや色を取り除いたもので、食品加工や飲食店などの業者向けのはちみつのようです。

ハニウィキちゃん
お菓子とか加工食品の原材料に「はちみつ」ってあったらコレかも?

加糖はちみつ

何かを加えるイメージ

純粋はちみつに水飴やコーンスターチなどの他の甘味料を加えたものになります。

他の甘味料の比率は大きいものだと40%くらいになるとか。

価格は「純粋はちみつ」に比べると非常に安価です。

これは一般販売されており、ラベルに「加糖」と書いてあるので見かける機会があるかもしれません。

ハニウィキちゃん
それでもほとんど見たことないね〜

純粋はちみつの『偽物』

偽物のイメージ

さてここからは、皆さんがもっとも強い関心があるであろう、本物と偽物の違いについて。

最初に断っておきますが、はちみつを買う理由は人それぞれです。

余計な処理をして風味や栄養分が失われているのが偽物と前述しましたが、これは、

はちみつ本来の風味を楽しみつつ、健康や美容にいいことをしたい

と願ってはちみつを買う人にとっては偽物になるという意味です。

『はちみつ風味の甘さが得られればOK』

という方にとっては、不当に価格が高くなければ手頃な価格で手に入るはちみつになります。

ハニウィキちゃん
でも高いお金を出してはちみつを買う人は、何かしら効果・効能を期待しているものじゃないの?

一応、そうでない方もいたら語弊があるなぁと思って(^_^;A

余計な加熱処理

加熱のイメージ

さて、先ほどから何度も「余計な処理」と記述してきましたが、これはほぼ加熱処理になります。

ハニウィキちゃん
そもそも、なんで加熱処理をするの?殺菌?

いいえ、これは水分を飛ばすために加熱するのです。

花の蜜は水分が約70%を占めています。

このままでは長期保存ができないため、ミツバチたちは巣の中で3〜4日かけて水分を飛ばし、最終的には20%前後まで濃縮します

本来の純粋はちみつであれば、この濃縮された蜜を採集して瓶詰めするわけです。

しかし業者によってはコストや収穫量の問題で早く採集してしまう場合があります

その場合は水分が多いので、人間の手で加熱処理をするというわけ。

以下に、加熱するとどんな成分が何℃くらいで失われるのかまとめました。

栄養成分名 失われる温度とその形態
ビタミン類(主にビタミンB群) 40℃付近から溶出が始まるとされる。完全に破壊されるのは100℃で長時間加熱に晒した場合※1
グルコースオキシダーゼ(酵素の一種で過酸化水素(一般的なはちみつ殺菌力)の源) 60℃以上で変質が始まる※2
アミノ酸類 グルタミン酸が180℃で120分加熱すると68%分解されたが他のアミノ酸の分解率は3%未満※3
ポリフェノール類 180℃以上の加熱で有意な抗酸化活性低下が起きる※4

※1参考:JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY|A STUDY OF THE HEAT STABILITY OF THE VITAMIN B FACTORS REQUIRED BY THE CHICK(C.A.ELVEHJEM etc)
※2参考:BIOTECHNOLOGY and BIOENGINEERING|Thermal stability of glucose oxidase and its admixtures with synthetic polymers(James J.O’malley Robert W.Ulmer)
※3参考:社団法人日本家政学会|アミノ酸単独液の熱安定性(後藤 泰子, 柴田 ときは)
※4参考:U.S. National Library of Medicine|Influence of heating on the polyphenolic content and antioxidant activity of grape seed flour.(Ross CF etc)

ハニウィキちゃん
ビタミンとか殺菌力とか失われてそうだね((((; ゚Д゚)))

まぁあくまで目安として捉えてください(; ^ω^)

業者がどのような条件下で加熱しているのかが不明なのでなんとも言えませんが、はちみつ関連の本や専門家のコメントとしては

加熱処理によって、はちみつ本来の風味と栄養分が著しく損なわれている

というのは一致した意見のようです。

でも加熱処理やその処理によって成分的にどうなっているとかは、ラベル記載義務がないので、法律的には「純粋はちみつ」と表記できてしまうわけですorz

ハニウィキちゃん
そういう、「法律の範囲内なら何でもあり」っていう姿勢はキライだね(#゚Д゚)

ちなみにボツリヌス菌は、「芽胞」という熱に強くはちみつの殺菌力の影響も受けない硬い殻に覆われているため、この加熱処理では死なないそうですよ。

純粋と言いつつ何かを混入させているパターン

嘘つきのイメージ

数年前イギリスや中国で大問題になったはちみつ偽装事件がありました。

昨今、世界で注目されているマヌカハニーですが、その中に水あめやコーンスターチなどの他の甘味料や、安い別の種類のはちみつを混ぜていたというもの。

マヌカハニーに限らず、他の種類のはちみつでもそういった他の安い甘味料を混ぜて高く売りつけるという悪徳商売が残念ながら存在します

ハニウィキちゃん
甘ければいいってもんじゃないよね!ヽ(-言-)ノ

全くですね!

別のものを混入させているのは、かなり悪質な例です。

法的に完全にアウト。

本物を見分けるポイントは?

詳しく見てみるイメージ
ハニウィキちゃん
なんかもうはちみつを買うのが怖くなってきたけど、本物・偽物の見分け方ってあるの?

えーとですね、以下のような点に注意すべしと一般的には言われています。

本物の純粋はちみつの特徴(?)
  • 透明度が低く濁っている(本物は花粉なども入っているため)
  • 比較的淡い色をしている(加熱処理するとコゲて茶褐色に近い濃い色になるため)
  • 結晶化する(水飴などの添加物は結晶化しないため)
  • 蓋を開けた瞬間に香りがする(加熱処理されているものは香りが飛んでいて弱い)
  • 容器を逆さまにした時に泡立たない(加熱処理が不十分で水分が多いと泡立つ)

ただですね、個人的にはちょっと参考にならないかなと(; ^ω^)

ハニウィキちゃん
何で?はちみつ専門店のホームページとかでも書いてある内容でしょ?

うーん、そうなんですけど…

例えば「透明度が低くて濁っている」といっても、アカシアはちみつのように綺麗に透き通った種類もありますし、偽装する業者は中に花粉などを入れてワザと濁らせたりする場合もあるらしいです。

「比較的淡い色」というのも、ソバのはちみつとかコーヒーの花のはちみつとか、ミネラル分の多いはちみつは茶褐色〜黒に近い色をしてますし…

ハニウィキちゃん
色や透明度ははちみつの種類でどうとでも変わるから一概に言えないのね。

ですね(; ^ω^) お店の商品棚の前で試すのが難しいものがある上に、本物を偽物と判断してしまう恐れもあると思います。

ですので、本物と偽物を見分けるのは中々難しいのではないかというのが率直な意見ですね。

  • 安価すぎたり、大量生産的な雰囲気のものは偽物の可能性が高い。
  • 養蜂家の情報(氏名・養蜂場名など)が記載されていれば幾分は信用できる

くらいの判断しかできないような気がします(ー’`ー ; )

はちみつは『信頼できるお店で買いましょう』とよく言われる理由はここなんですよ。

ハニウィキちゃん
どこか良いお店はないの??もう疑心暗鬼だよ!

では、そんな迷えるハニウィキちゃんのためにこちらの記事をご紹介します(=゚ω゚)ノ

マヌカハニーを実店舗で買いたい!店舗所在の都道府県別一覧と販売店・専門店の特色

2018.05.04

これはマヌカハニー中心の記事ですが、この中で紹介しているはちみつ専門店は色んな種類のはちみつを取り揃えています。

個人的には信頼できるお店だと思いますよ!実際、私もよく利用してます(=゚ω゚)ノ

 

さて、いかがでしたでしょうか?

はちみつの3つの分類を軽く解説するつもりだったのが、いつの間にか本物・偽物の話がメインみたいになってしまいました(; ^ω^)

これを読まれたあと、はちみつに対する不信感がMAXになってしまってるかもしれませんね…

いろいろ書きましたが、本物のはちみつを手に入れたい場合は、養蜂場の直販もしくはそこからダイレクトに仕入れている専門店、海外はちみつ大手メーカーの正規代理店から購入すれば、概ね安心だと思います。

安価なはちみつには気をつけましょう、というくらいに捉えていただければ幸いですm(_ _)m

皆さま、良いはちみつ生活を!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です