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はちみつが単なる甘味料ではなく、健康や美容に対して有効な『健康食品』と認識されて久しいですね。
「メディカルハニー」と呼ばれるマヌカハニーも今や世界中で需要があります。
そうなんです(; ^ω^) まだ然るべき機関から認証を受けていないので、いくら有効だとする研究結果や口コミが数多くあったとしても、はちみつは『効果・効能を断言してはいけない”食品”』の域を出ることはないのです。

ですね。でも知っていますか?日本にも医薬品認定はちみつが存在するんです!
今回はそのはちみつについてご紹介しましょう(=゚ω゚)ノ
日本薬局方はちみつ(第3類医薬品)
これが医薬品として販売されているはちみつです。
いくつかメーカーがありますが、共通なのは『日本薬局方で第3類医薬品』であるという点。

そう言えば、あまり知られていないかもですね(; ^ω^)
ではまず予備知識的にその点を簡単に解説します。
日本薬局方とは?

厚生労働省から引用しちゃいます!
日本薬局方は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第41条により、医薬品の性状及び品質の適正を図るため、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて定めた医薬品の規格基準書です。
引用元:厚生労働省|「日本薬局方」ホームページ
なんだか小難しいカンジですが、要するに日本薬局方は、
『医薬品の品質規格書』
ってことです。ありとあらゆる化学成分や用途に対して細かい分析方法や保存方法などが2,000ページ以上に渡って延々みっちり書かれています((((;´・ω・`)))
興味のある方はこちらからどうぞ。 ただし読み込みにすご〜く時間がかかります…ページ数が半端ないので。はちみつは1,569ページ目でごんす(=゚ω゚)ノ
はちみつを例に取れば、どんな色をしているか?比重はどの範囲内か?試薬を加えたらどんな反応を示すか?などが書かれています。
ここの記載を満たしていない商品は「医薬品」とは認められません。

第3類医薬品とは?

これは引用だけでもうお分かりになると思います(=゚ω゚)ノ
一般用医薬品の中でも特にリスクが高いものは、第一類医薬品に分類される。リスクはそれほど高くないものの、リスクの懸念が全くないわけではない、といった程度のものは第二類医薬品に区分されている。第三類医薬品は、服用することで体調に影響があったとしても日常生活に支障を来すには至らないレベルのものが区分される。例えばビタミン剤や整腸薬などが第三類医薬品に含まれる。
引用元:weblio辞書|第三類医薬品

気になる効果・効能

医薬品と名が付いている以上、効果・効能が明記されています。
ではどんな記載なのか見てみましょう。
栄養剤,甘味剤,口唇の亀裂・あれ。
妊娠授乳期・肉体疲労・病中病後などの場合の栄養補給引用元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構| 日本薬局方ハチミツ
商品によって多少表記にブレがありますが、概ね上記の通りです。
栄養補給用途の他は、クチビルの荒れに効き目があるとされています( ・ㅂ・)و
繰り返しますが日本薬局方はちみつであれば上記の効果を国が認めているってことです!

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使用上の注意

【禁止】
1歳未満の乳児の服用。【相談】
しばらく服用しても症状の改善がみられない場合は医師・薬剤師に相談。引用元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構| 日本薬局方ハチミツ
これも概ねどの商品も上記の通りです。
1歳未満の服用禁止は『乳児ボツリヌス症』のためと思われます。
品質規格書である日本薬局方を読む限りでも何か特別に配合したり加工したりしたはちみつではないので、一般のはちみつ同様、ボツリヌス菌の芽胞が入っているものと考えられます。
下記の記事で「なぜはちみつにボツリヌス菌が入ってしまうのか」について記述していますので、ご興味があればご参考くださいm(_ _)m

用法・用量

これは引用だけにしておきます。はちみつといえど医薬品なので、そこは厳密に守りましょう(=゚ω゚)ノ
栄養剤,甘味剤として,そのまま又は適宜うすめて用いる。口唇の亀裂・あれには,そのまま患部に塗る。
内用:成人1回30~60g(スプーン3~6杯)をそのまま,あるいは水,温湯,牛乳でうすめて服用して下さい。引用元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構| 日本薬局方ハチミツ

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産地は中国やミャンマーなど

これはあまり確証のない情報で申し訳ないのですが、日本薬局方のはちみつの産地は中国やミャンマーだという情報があります。
まぁ「品質規格書である日本薬局方に準じていれば医薬品として問題なし」ということなのでしょう。
日本薬局方の記載を見る限り、変な化学物質や混合物があれば検査でハジかれる可能性が非常に高いです。そのくらい色んな品質規格が定められています。
味は「純粋はちみつ」そのもの

商品レビューでは、味を『濃厚な味わい』と評価する人が多いみたいです。
味については純粋はちみつと同じと思っていいみたいですね(=゚ω゚)ノ
お手頃価格のはちみつに慣れている方は「濃厚」と思われると思います。
そういったお手頃価格のはちみつは、風味や栄養成分が飛ばされていたり、水飴やコーンスターチなど別の甘味料が入れられている可能性が高いので、どうしても深みのない味わいになってしまいます((((;´・ω・`)))
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ネットで買えます

前述した通り、第3類医薬品なので処方箋や薬剤師さんのいる薬局でなくても購入できます。
ただし、この商品を取り扱っている店舗はあまり多くない気もするので、手っ取り早くネットで買うのがいいかもしれません。
ネットであれば大手通販モールのAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで取り扱いがありますね。
容量50gであれば500円未満で購入可能です(=゚ω゚)ノ

さていかがでしたでしょうか?
「まさか日本で医薬品認定されているはちみつが存在していたとは!」
と驚かれた方も多いかもしれません。
効果・効能については正直、「え〜そんだけ?」という感じでしたが、これを足がかりに色んな効果・効能が公に認められていって、安心してはちみつを購入できる環境になればいいですね!

それでは今回はここまで!
皆さま、良いはちみつ生活を!
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