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先日、「熊は本当にハチミツが好きなのか?」という記事を書きました。
2018年には実写版プーさんの映画も公開されましたね!
久しぶりの「クマのプーさん」だったので、色々観ていたら「あれっ?」となりました。
いえね、プーさんの世界の「ハチミツ」という単語が
『hunny』
ってなってるんですよ(?ω?)

そうなんです。しかも1箇所2箇所じゃないです。
至るところが『hunny』となっていて完全に故意に表記してるっぽいんですよね〜(ー’`ー ; )
ディズニーランドのアトラクションである「プーさんのハニーハント」でも『hunny』ってなっているので、あれ?と気になった人も多いかもしれません。

私もそう思って今回は、なぜ「honey」ではなく『hunny』なのか?について調べてみました!
細かい裏設定まで手抜かりなく実行するディズニーさんなので何か意味があるハズです!
トップ画像出典:Hotel-R
『hunny』 と表記されている例
ディズニーランド:「プーさんのハニーハント」

画像出典:東京ディズニーリゾート|プーさんのハニーハント
「プーさんのハニーハント」のゴンドラにも堂々と「hunny」の文字が。
諸兄におかれてましてはそれよりも、両手に花な男性の方に目を奪われて見過ごしてしまうかも知れません。。。でもなんだか女性たちとの微妙な距離感で、ともすれば「本当に親しいのかな?財布代わりに同伴しているだけ?」と疑いの目で見てしまうのは、私の人としての器が小さいのでしょうか??

画像出典:東京ディズニーリゾート|プーさんのハニーハント
たぶんアトラクション入口あたりのオブジェクト。(行ったことがないので想像です。。。)
ここあたりで、「おや!」と気づかれた方も多いのではないでしょうか?今まさにスマホを片手に検索してこのページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれませんね!
おそらくほとんどの人が「あれ?」と思われたことでしょう。
いたるところに『hunny』って書いてます。
「天下のディズニーがこんなスペルミスするワケない…」
「あれ?私の記憶が間違ってる?もしかして((((; ゚Д゚)))」
と疑心暗鬼になっちゃいます。

でも『hunny』表記ってプーさんのハニーハントだけじゃないんですよ。
※ちなみにこの「プーさんのハニーハント」は、世界でも東京ディズニーランドにしかないアトラクションらしいっす!(余談ですが、リアル世界のハニーハントはかなり壮絶です。ご興味があれば↓こちらの記事をご参照くださいませ!)
プーさん関係のグッズ
こちらはTシャツですが、他のグッズでも『hunny』と表記していると思われます(=゚ω゚)ノ
『Eat hunny, Think sunny』
「ハチミツ食べて明るく行こうよ!」という意味でしょうか?
子供というより、色んな苦悩を抱えて生きている大人にこそ響く良い言葉ですね!!

プーさん主役のアニメ
これはアニメの一場面です(=゚ω゚)ノ
びっくり箱の文字をつなげてみると、『H・U・N・N・E・Y=hunny』!
ここでも『hunny』となっていますね。
他のストーリーでも『hunny』ばっかりです。

27秒付近の本の部分とかですね!
どうやら、プーさんや他の仲間たちが記述または想像したものは『hunny』で、客観的な第三者が記述する場合は『honey』というように使い分けている感があります。

のような気がします。
いずれにせよ、ディズニーの作品中でしか『hunny』は使われていないっぽいです。
ディズニーが「hunny」と表記するワケ
このあたり辺のことをちょっと調べてみました!
いろんな情報サイトや質問サイトでは
「クリストファー・ロビン(少年)の間違ったスペルを真似したんだよ」
「honeyよりhunnyの方が可愛くない?だからだよ」
「子供のよくやるスペルミスを使うことで、幼い雰囲気を出したかったんじゃない?」
などなど、いろんなことが言われていてイマイチ正確なところがわからなかったので、ディズニー公式サイトで調べてみました(=゚ω゚)ノ
While “hunny,” as seen labeled on many of Winnie the Pooh’s oft-empty pots, may happen to be a misspelling, we see it as part of the Hundred Acre Wood’s adorable vernacular.
(訳)プーさんの空のポットの多くにラベルされている”hunny”はスペルミスの可能性がありますが、それは百エーカーの森の愛らしい母国語の一部にも見えます。
引用元:OH MY DISNEY|A HISTORY OF “HUNNY”

プーさんの公式設定は、「百エーカーの森」という場所の中でクリストファー・ロビンや他の動物たちと色んな冒険をする、というものです。
この引用元のディズニーのサイトに書いてあることを読む限りでは、「百エーカーの森」というところは
『百エーカーの森は私たちの世界観に縛られない自由な空間』
『だからその世界ではハチミツはhunnyっていうのが母国語(当たり前の表記)なのかもね〜』
というような自由な発想を大切にしている印象を受けました。

そうとも読み取れますね。私の英語力が足りてないだけかも知れませんが(; ^ω^)
ちなみに、このディズニーのページの最後にはこんな文言もありました。
We hope that you will join us in spreading the spelling of “hunny” everywhere you go, whether you enjoy it on toast or as a tasty solo morsel.
(訳)あなたが、どこで、トーストやそのままで食べていたとしても、”hunny”というスペルを広めてくれることを期待しています。
引用元:OH MY DISNEY|A HISTORY OF “HUNNY”

まぁ冗談の類だと思いますけども(=^▽^=)
でもディズニーは「その世界観を作り出す」ことに全力になる企業です。
一度仕事でロサンゼルスにあるディズニーのアニメーションスタジオを訪れたことがあるのですが、仕事場の内装が制作中の作品に合わせて全面改装されていて、びっくりしました。

すごいですよ!デスク周りだけとかではなく、通路の壁紙や掲示物、社内カフェの調度品までその世界観に合わせられていましたよ((((; ゚Д゚)))
その時はちょうど「ラプンツェル」が制作中だったらしく、社内があの映画の世界そのものになってました。
社員さん曰く
「その世界観を作るために、その世界に入り込むんだ」
とのこと。

ですね(; ^ω^) 「あーこれ、日本企業じゃ予算つかないだろうなぁ」と思いましたorz
少し脱線しましたが、
『日常の常識に囚われない、独自で自由な世界観を大切にする』
というのが『hunny』を使い続ける理由なのかな?と個人的に思いました(=゚ω゚)ノ

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