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ここでは最近にわかに注目されてきた「ジャラハニー」について情報をまとめています。
『健康や美容に良い』
『マヌカハニーよりクセがなくて美味しい』
とよく言われており、「マヌカハニーの代わり」としてジャラハニーを知った方も多いかもしれません。
そうなんです。
でも貴重すぎるためか、ジャラハニーはまだまだ知名度が低いハチミツだったりします。
今回はそんなレアハチミツ『ジャラハニー』について、
- ジャラってなに?
- ラベルに記載されているTAはどんな意味?
- 期待できる効果は?味は?
- マヌカハニーやマリーハニーとは何が違うの?
といった疑問が解消できるような情報をお届けします!

ジャラハニーとは
ジャラハニーは一言でいうと、
『オーストラリアにしか自生しない”ジャラ”という木の花が蜜源のハチミツ』です。
「強い抗菌力がある」と同時に「とても貴重なハチミツ」としても知られ、にわかに注目を集めてきているハチミツですね。
ちなみにタイトル下の画像がジャラの花です。
“ジャラ”ってなに?
オーストラリア南西部にのみ自生する木です。
「シロアリを寄せ付けない」「美しい赤みがかった木目」が評判で、建築材として広く利用されています。ジャラの木を『高級建築材』として知っている人も多いかもしれません。
そして近年、この木の花からミツバチたちが作ったハチミツが、「強い抗菌作用がある」「その抗菌力が健康に良い」ということで注目を集めるようになったんです。
もともとこの木は、「熱」「風邪」「頭痛」「皮膚病」「ヘビに噛まれた傷口」などの伝統的な治療に、葉っぱや樹皮が使われていました。(※参考:Wikipedia|Eucalyptus marginata(Jarrah)Uses)
しかしながらこのジャラの木、花は2年に1回の春〜初夏にしか咲かないのです。。。
自生する地域が限定されている上に、ハチミツ(ジャラハニー)も2年に1回しか収穫タイミングがないので、『とても貴重なハチミツ』というワケです。
抗菌力は”TA(トータルアクティビティ)”で表記される

さて、ジャラハニーは「強い抗菌力がある」といいましたが、実際どの程度の抗菌力があるかは『TA(トータルアクティビティ:Total Activity)』という指標で表記されます。
同じく抗菌力が強いと言われる「マヌカハニー」にもこの指標が使われている場合がありますね。
このTAという指標については以下のような定義があります。
Total Activity is the combination of Peroxide Activity (PA) and Non-Peroxide Activity (NPA).
(訳)
TAは、過酸化物活性(PA)と非過酸化物活性(NPA)の組み合わせ。引用:FEWSTER’S FARM|TOTAL ACTIVITY(TA)

えーとですね(汗)、ジャラハニーに限らず、ハチミツにはどんな種類でも抗菌作用(細菌が活動・繁殖するのを抑える効果)があります。

そうですよね。そして、ハチミツの殺菌力の源には大きく分けて2つの要因があります。それが、過酸化物活性(PA)と非過酸化物活性(NPA)なんです。
過酸化物活性(PA) | どんな種類のハチミツでももっている抗菌作用のこと。 ハチミツの中に含まれる「グルコースオキシダーゼ」という成分が、空気中の酸素と反応して、『過酸化水素』という殺菌成分に変化することで生まれる。 平たく言えば、『過酸化水素による抗菌作用の強さ』 |
非過酸化物活性(NPA) | 『過酸化水素以外の成分による抗菌作用の強さ』 例えばマヌカハニーだけに含まれる「メチルグリオキサール」のような「そのハチミツにしかない特殊な成分」によって実現する殺菌力がこれに該当する。 |
過酸化水素(=過酸化物)の抗菌活性が、過酸化物活性(PA)であり、それ以外の成分による抗菌活性は非過酸化物活性ってことですね。
そしてTAというのは、『これら2つを足し合わせた抗菌作用』ということです。
なんにせよ、TAの数値が大きいほど抗菌作用が強く、それだけ健康への効果も高いと言われています。
ちなみにTAでよく見かける数値はTA20+とTA30+ですが、選ぶ基準としては、
- TA20+:お試しや普段使い、栄養補給などのライトな目的
- TA30+:より高い予防効果を期待する場合
といった感じでしょうか。

ジャラハニーで期待できる効果・効能

抗菌活性が強い=健康に良い、みたいなことが盛んに言われていますが、では実際にジャラハニーはどんな効果・効能が期待できるのか見ていきたいと思います。
以下で挙げる効果・効能は、一般的に言われているものを列挙しています。必ずしもその効果を保証するものではありませんので、その点ご了承くださいm(_ _)m
まずは以下にざっと言われている効果・効能を書き出してみます。

そうですね。そもそもマヌカハニーも結局は『強い抗菌作用』が貢献していると言われているので、ジャラハニーで期待できる効果・効能もそれに似通ったものになるのだと思います。
上で挙げた期待できる効果・効能のうち、項目1〜5は強い抗菌作用によるものと推察されます。
雑菌やウイルスを「やっつける」または「活動を弱める」ことによって、効果を得るのでしょう。
それと項目3は、ハチミツに含まれる「オリゴ糖」が腸内の善玉菌へのエサになって活動を活発化させる、というのが一般的ですが、ジャラハニーにはそれとは別に『酪酸菌』という胃酸に強い菌が含まれていて、その酪酸菌が腸内でビフィズス菌や乳酸菌の働きをサポートしてくれるそうです。
ただやはり「治療」ではなく「予防」を期待する方が賢明かと思われます。特にインフルエンザや虫歯については、なってしまったら医療機関での治療が必要になりますので、過度な期待は禁物です。

期待できる効果の項目6のエイジングケアは、ジャラハニーの高い抗酸化作用によるもののようです。
ジャラハニーに含まれるビタミンやミネラルがDNAや細胞のケアに繋がると考えられています。
項目7と8はいわゆる一般的なハチミツでよく言われる効果ですね。
ジャラハニーをはじめ、ハチミツにはたくさんの糖分が含まれています。そしてその糖分の多くはブドウ糖と果糖という、消化吸収されやすい種類の糖です。
なので、食べてすぐ体のエネルギーになり疲労回復になったり、肝臓へ適度なエネルギーの貯蔵にもつながりダイエット効果があると言われているのだと思います。

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ジャラハニーってどんな味?

ではジャラハニーはどんな味がするのでしょうか?
いくら健康や美容に良いと言われても、美味しくなかったらやっぱり抵抗がありますよね。。。
様々な口コミを見てみると、
『甘すぎずキレのある味わい』
『濃厚なキャラメルのような風味』
という味の感想が多いですね。
『マヌカハニーのような薬っぽさがなくて抵抗がない』
という意見も多く見受けられました。

マヌカハニーやマリーハニーとの違い

ジャラハニーで期待できる効果・効能のところでも少し触れましたが、ジャラハニーとマヌカハニーでは、期待できる効果がとてもよく似ています。
マリーハニーも、「喉の痛み・咳」「風邪の予防」といった効果を期待する人が多いようです。
味も「キャラメルのような濃厚さ」「黒糖みたい」という口コミが多く、そこも似てますね。
参考までにマヌカハニーとジャラハニーの比較をすると、以下のような感じです。
マリーハニー | ジャラハニー | マヌカハニー | |
味、 食べやすさ |
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効果の期待値、 口コミ評価 |
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価格 |
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こんな人におすすめ |
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おわりに

さて、今回はオーストラリアの自然が産んだ『ジャラハニー』についてご紹介しました。
その高い抗菌活性のおかげで、様々な健康効果があると期待されており、同じような立ち位置のマヌカハニーやマリーハニーとよく比較されるハチミツです。
いろいろ口コミを見ていると、みなさんがどれを選んでいるかの基準は、
- マヌカハニー:価格や味はこだわらない。健康への期待値が高いものが欲しい!という人
- ジャラハニー:マヌカハニーに比べて価格と味は無難なものにしたい!という人
- マリーハニー:健康にいいことをリーズナブルに様子見で始めたい!という人
といった傾向があるように感じました。
ジャラハニーはまだ知名度がそれほど高くないですが、健康に良いとされるマヌカハニーが世界的にニーズが高まっていることを考えると、今後一気に人気が出るかもしれませんね。
ハチミツ界のダークホースかもしれません!

最後まで読んでくれて、ありがとう!
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