マヌカハニーには発ガン性がある?疑われる要因とWHO関係機関の情報を照合して考察!

発ガン性リスクのイメージ

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ニュージーランドで古くから「復活の木」と呼ばれ、マオリ族の人々から様々な薬効を見出されてきたマヌカの木。

そしてその花から採れるマヌカハニー。

近年このマヌカハニーの高い抗菌作用が健康に良いとされ、世界中で消費されるようになって久しいですが、ちょっと気になる情報を目にしました。

マヌカハニーには発ガン性がある

という情報です((((; ゚Д゚)))

ハニウィキちゃん
おや?ピロリ菌やソフバクテリウムっていう細菌の活動を抑止するから、胃ガンや大腸ガンの予防に効果が期待できるかもって、この前記事に書いてなかった?
魅力的なハチミツのイメージ

マヌカハニーの効果・効能を網羅!科学的根拠と上手な使い方、グレードの選び方

2018年6月12日

↑この記事ですよね。

ピロリ菌は胃ガンの原因菌、ソフバクテリウムは大腸ガンの原因菌と言われていますので、これらの菌を抑えることができるならガン予防として期待できそうだということでした。

それがつい先日のことなので、マヌカハニーの発ガン性というキーワードには個人的にだいぶショッキングです((((; ゚Д゚)))

上記記事の情報は一応複数の科学論文とか見て情報を引っ張ってきていたのですが、「これは早急に調査せねば!」ということで色々調べてきました。

今回はWHO(世界保健機関)関係組織の発ガン性物質データとかも参考にしているので信頼性は高い、ハズ!

ご注意ください

マヌカハニーはハチミツの一種です。
乳児ボツリヌス症のリスクがありますので、1歳未満の赤ちゃんには与えないでください。

ことの発端

論文データのイメージ
ハニウィキちゃん
でもなんでまたマヌカハニーで発ガン性を疑われたの?ハチミツなんて他の種類もいっぱいあるじゃん…

正確なところは断言できませんが、発端は東北大学の糖尿病に関する研究論文のようです。

糖尿病合併症の進展予測物質を同定
(出典:東北大学大学院医学系研究科

2010年に発表されたこの論文ですね。

ざっと内容を見てみましたが、メチルグリオキサールという物質が糖尿病の症状を悪化させる、という趣旨の内容のようです。

ハニウィキちゃん
ん?糖尿病のハナシ?発ガン性はどこいったの?

さぁ?(汗)少なくともこの論文の中にはガンに関する記述がありませんでした…

この論文の著者も

マヌカハニーやメチルグリオキサールの発ガン性については論じていない

とコメントされているようです。

この論文を根拠として「マヌカハニーに発ガン性がある」と最初に発信したのが、とあるハチミツ販売サイトだという話もあるので、個人的には、

その販売サイトさんの勘違いかな?

と思ったのが正直なところです。

ハニウィキちゃん
でもさぁ、メチルグリオキサールってすごく聞き覚えのある単語なんだけど?

はい、マヌカハニーの有効成分と言われていますね。

このメチルグリオキサールの存在があるからこそマヌカハニーは高い抗菌作用を発揮します。

2018年6月現在、インターネットで「マヌカハニー 発ガン性」を検索すると、マヌカハニーの発ガン性を否定するサイトが多いものの、中にはメチルグリオキサールや他の成分についても発ガン性を懸念されているサイトもあるので、今回はここら辺を詳しく検証していこうと思います!

発ガン性を疑われている要因

色んな要素を考える人

さてここからは、

「マヌカハニーに発ガン性物質が含まれる」
「こういった面が発がん性に繋がる」

と言われることについて個別にそれぞれ考察していこうと思います。

少し専門用語など出てきてわかりづらい部分があるかと思いますが、事実歪曲にならない範囲内で噛み砕いて説明できればと思いますので、ご容赦くださいm(_ _)m

メチルグリオキサール

メチルグリオキサール化学式

まずは上記の東北大学の論文にも出てきたメチルグリオキサールという成分について。

マヌカハニーに発ガン性があると懸念するサイトさんでも必ず取り上げられている成分です。

概ねそのサイトさんでの記述は

摂取量を間違えると発ガン性がある、関連する組織・物質に働きかける

といった記述になっています。

ハニウィキちゃん
マヌカハニーを食べすぎるとガンのリスクが高くなるってこと??

概ねはそういった記述ですね。

食品や物質の発ガン性云々は素人が考えてわかるハズもないので、信頼性の高いデータを見てみましょう!

ということでWHO(世界保健機関)の関係組織であるIARC(国際ガン研究機関)が発表している『発ガン性リスク一覧』を今回は参考にしました。

IARC?発ガン性リストって何?という方も多いかもしれないので、ちょびっとだけ解説します。

IARCはWHO(世界保健機関)の下部組織で、発ガンメカニズムの解明や原因の特定による発ガン頻度の抑制、という目的を果たすべく、化学物質、放射線やウイルスなどの人に対する発ガンの強さを評価、公表している。

  • グループ1:発ガン性が認められる
  • グループ2A:発ガン性がおそらくある
  • グループ2B:発ガン性が疑われる
  • グループ3:発ガン性が分類できない
  • グループ4:発ガン性がおそらくない

引用:Wikipedia|国際ガン研究機構

このようにグループ分けをして物質や生活環境の発ガン性リスクを一覧にまとめているものです。

そして肝心の「メチルグリオキサール」はどのグループに分類されているかというと…

グループ3:発ガン性が分類できない

になっています。

ハニウィキちゃん
『分類できない』ってのが、よくわかりませんが…

そうですね(汗)これはどうやら、「発ガン性の可能性を示唆する科学的根拠はないが、さりとて発ガン性が絶対にないとは言い切れない」という意味のようです。

ハニウィキちゃん
じゃあヤバいんじゃないの((((; ゚Д゚)))

私も最初はそう思ったんですよ。「可能性は否定しないんだな」と。

でもですね?

グループ4:発ガン性がおそらくない」に分類されている物質って1つしかないんです。カプロラクタムっていう物質のみ。

それと、メチルグリオキサールが分類されたグループ3には他にどんなものがあるか見てみると、いくつか面白い(?)ものがあったので抜粋します。

発ガンリスクのグループ3に分類されているもの抜粋

  • 蛍光灯
  • 歯科材料
  • 染髪製品
  • ビタミンK
  • コーヒー
  • マテ茶

引用:Wikipedia|IARC発ガン性リスク一覧

ハニウィキちゃん
何それ!コーヒーやお茶なんか毎日ガブガブ飲んでるよ!蛍光灯もたっぷり浴びてますっ!

そうですよね(汗)

どうやらグループ3というのは、可能性ゼロではないが心配するほどではないようなものが分類されているようです。

では、一つ上の「グループ2B:発ガン性が疑われる」にはどんなものがあるかというと、

発ガンリスクのグループ2Bに分類されているもの抜粋

  • 低周波磁場
  • ガソリンエンジンの排気ガス
  • ガソリン
  • 重油
  • ポリ塩化ビフェニル

引用:Wikipedia|IARC発ガン性リスク一覧

ハニウィキちゃん
排ガスも毎日吸っているんですが…

日常的に外出する普通の人なら誰しもそうでしょうね。

要するにメチルグリオキサールの発ガン性は上記のものより低い、または同等だということです。

個人的には

気にするレベルではない

と思います。

メイラード反応(アクリルアミド)

焦げた食べ物の例

このメイラード反応もマヌカハニーの発ガン性を心配する要因の一つのようです。

メイラード反応は、ざっくりいうと「焦げ」のことですね。

焦げたものを食べるとガンになりやすい

という認識は多くの人が持っていると思います。

ハニウィキちゃん
そういえばなんで「焦げ」って発ガン性が疑われるの?

えーとそれはですね、アクリルアミドという物質のせいです。

食品の中のアクリルアミドはそれほど多く含まれていませんが、メイラード反応が起こる(ものが焦げる)と、アクリルアミドが大量に生成されるそうです。

前述のIARC発ガン性リスク一覧にも「グループ2A:発ガン性がおそらくある」に分類されてます。

アクリルアミドの過剰摂取は腎臓ガンリスクが高まるという研究報告もあるそうですよ。

でもこれについては、

加熱して焦がさなければ問題ない

と思います。

ハニウィキちゃん
ちなみにマヌカハニーの有効成分メチルグリオキサールは72℃で揮発するみたいだから、加熱はおすすめしません。電子レンジ加熱も100℃を超える場合があるから注意してね。

天然モノだということ

天然のマヌカの花

天然のモノは意図しない形で発ガン性物質が入っている、という意見ですね。

まぁこれは、うーん…という感じですね。

大気中、土壌・降雨雪や生き物(鳥や昆虫、微生物など)からどんな物質が持ち込まれているか完全には制御・把握できない以上、可能性を完全には否定できないですが…

でも化学精製された加工栄養素やサプリだけ摂取する生活も現実的ではないので、これも

気にしなくていいんじゃない?

という気がします。

よほど工場ばい煙などの公害や農薬散布がひどい地域なら気にするべきですが…

ハニウィキちゃん
天然を否定してしまうと逆に精神的に不健康になる気がする…

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まとめ

チェックリストのイメージ

さて、いくつかマヌカハニーの発ガン性を疑う要因を考察してきました。

マヌカハニー発ガン性リスクまとめ
  • メチルグリオキサール:国連関係機関のIARCであまりリスクのない「グループ3(コーヒーやお茶と同じカテゴリ)」に分類されているので心配しなくていいと思います。
  • メイラード反応(アクリルアミド)加熱しすぎで焦がさなければ大丈夫です。これはマヌカハニーに限った話じゃないですね。
  • 天然モノの不確定リスク:肉や魚にも同じことが言えるので気にするとキリがないです

こういった理由で『あまり神経質に気にする必要はないのかな』と感じます。

医薬品に厳しいことで有名なアメリカではマヌカハニーが医療目的で使われてもいるので、そういう状況を鑑みても大丈夫のようです。

仮に発ガン性が疑われているのであれば医療機関が採用しないでしょうし。

とはいえ、いくら健康に良いとされるマヌカハニーでも摂りすぎは糖分やカロリーの過剰摂取につながるのでご注意くださいね。

ハニウィキちゃん
何事も程々にしておきましょう!

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